脳科学者の茂木健一郎さんが語る脳を成長させるヒント

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ひらめきをカタチに変える58の方法 (PHP文庫)

概要

脳科学者の茂木健一郎さんが語る脳を成長させるヒントの詰まった1冊です

脳の入力と出力のサイクルを回す

■脳の入力「感覚系」と出力「運動系」
 ・感覚系:見る、聞く、感じるなど五感と通して情報を受け取ったときに働く領域
 ・運動系:実際に手足、口などを動かすことを司る領域

■「感覚系」「運動系」を鍛える方法
 ・感覚系:音楽でもスポーツでも生で聴き、観る
 ・運動系:声に出して歌う、思ったことを文章にするなど実際に動かす

■両方のバランスが大事
 ・現代人は情報過多で入力ばかりが増え、バランスが崩れている
 ・感覚糸と運動系は車の両輪の働きがある
 ・運動系の訓練を怠ると、理想と自分の生み出すアウトプットのギャップに苦しむばかり

■脳の入力と出力のサイクルを回す
 ・出力を高めるためには、入力された感動した言葉などを友人に話して出力する
 ・アイデアや考えを言葉にして、実行をしてみる
 ・出力することで入力とのズレが分かり、矯正できるようになる

■ズレを矯正する方法
 ・自分と他人(名作)を横に置いて比較してみる
 ・客観視して観察し、他人の作品を見るように自分の作品を見る(例:プレゼンもICレコーダーで録音し後で聞く)

情報整理術

■仕事の目的は「情報整理」ではなく、「知的創造」
 ・情報の整理や暗記にはコンピューターに任せ、頭を使わない
 ・よりよい情報を集めたり、集めた情報をもとに創造性を働かせることに集中させる

■ブログによるデブリーフィング効果
 ・デブリーフィング:宇宙飛行士が宇宙から帰還したときに体験を報告すること
 ・ブログをつけて、自分の経験を意味として保存する
 ・ブログに公開することで、他人の目にもさらされるので、成長するきっかけにもなる

身体を使って、脳を動かす

■脳のコントロールには身体を動かすのが一番いい
 ・脳が情報を出力をする時に最も大切となる器官が口と手
 ・運動系学習の回路は見ているだけでは絶対に鍛えられない
 ・見るという感覚系学習だけではなく、指でなぞるなど運動系学習をすると理解は深まる

創造性は「経験×意欲+準備」で生まれる

■アイデアは前頭葉と側頭葉の会議で生まれる
 ・前頭葉:意欲などを司る
 ・側頭葉:経験などを司る
 ・アイデアは前頭葉が「何かない?」と側頭葉に呼びかけ「これはどう」と返す
 ・もしも前頭葉が「これだ!」と思ったときが、ひらめいた状態

■経験×意欲の掛け算によって創造性は生まれる
 ・側頭葉の体験の蓄積が多いほど新しいものが生まれる
 ・前頭葉の何かしたいという意欲が強い人ほど創造性がある

■無意識を耕すとアイデアが湧きやすくなる
 ・意識が処理できることは一度に1つ
 ・無意識が処理できるのは並列的に複数のもの
 ・水面下にある無意識を膨らますと大きな創造性が生まれる
 ・無意識で見るには、日頃の情報収集や知識の蓄積といった準備が大切

ダイナミックレンジが人生の幅を広げる

■火成論と水成論の両方があってこそ人生は豊かになる
 ・火成論:火山の噴火や溶岩によって短い間に島や地形ができた
 ・水成論:水の浸食作用や堆積作用によって時間をかけて地形ができた
 ・火山が爆発するような発作的な行動と自分の人格や価値観を培う時期の両方で人生を豊かにできる

■時々、アウェー戦とする
 ・得意な分野(ホーム)で確実に実績を上げる
 ・苦手、未知の分野(アウェー)闘うことで自分の幅を広げ成長する
 ・脳は苦しみを乗り越えられたときこそ、喜びを感じ大量にドーパミンが放出される

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