マリアビートルの書評・感想

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マリアビートル

本書は、「グラスホッパー」の続編で、殺し屋達が新幹線の中で右往左往する話です。
元殺し屋である木村は、息子に重症を負わせた相手に復讐するために、盛岡行きの東北新幹線<はやて>に乗り込んだ。今も病院で意識不明のまま入院している息子のために、アル中だった木村は酒を断ち、この日を待っていた。車内で、復讐相手である中学生・王子の姿を見つけるも、狡猾な王子の罠に嵌ってしまう。
一方、業界でも評判の良い殺し屋二人組、蜜柑と檸檬は、その筋では知らぬもののいないほど有名な男から受けた依頼を実行中だった。後は、トランク一つと、一緒に連れている男を、<はやて>に乗って盛岡にいるその男の元まで届けるだけ、そう難しいことはない仕事のはずだった。しかし、紛失してはいけないトランクを紛失し、あろうことか…。
さらに、こちらも業界ではそれなりに有名な殺し屋である七尾は、七尾に指示を出すだけで現場には出ない真莉亜に言われ、<はやて>の車内からあるトランクを盗みだしてくる仕事を遂行中だった。実際にトランクを盗み出し、後は大宮で降りるだけのはずだったのだが…。

マリアビートル

マリアビートル

  • 伊坂幸太郎

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