乱鴉の島の書評・感想

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乱鴉の島 (新潮文庫)

本書は、有栖川有栖の二つあるシリーズ作品の内、犯罪学者である火村が登場する方の長編作品です。
大学で助教授として教鞭を執る一方で、犯罪学者として実際の殺人事件に関わりいくつもの難事件を解決してきた火村は、とある事情で友人であり作家である有栖川有栖と共に、三重県の沖合にある孤島に行き着くことになった。当初の予定とは大分違ってしまい、島に着くなりいろいろとトラブルが起こるのだけど、二人はどうにかその島に留まれることになった。
しかしその島には、奇妙な人々が集まっていた。
元々ほとんど無人島であり、現在は詩人であり翻訳家であり作家でもある海老原舜の別荘があるのみである。そして火村と有栖川が赴いた日は、ちょうど海老原を囲んだ親睦会みたいな集まりが開かれていたようである。
しかし、どうも様子がおかしい。島に集まっている面々が何かを隠しているように思えて仕方がない。しかし、いろいろあって居候状態であった二人にはあまり強いことも言えず、変な雰囲気のまま島に厄介になることになった。
さらなる闖入者がやってきて、島が落ち着きをなくした頃、凶事が発生する。死体が見つかったのだ。一体この島で、何が起こっているのだろうか…。

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