公務員試験には行政書士用のテキストがおすすめ! なぜ、公務員試験の法律の勉強には行政書士用のテキストがよいのか

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うかる! 行政書士 総合テキスト 2011年度版

まえがき

『うかる! 行政書士 総合テキスト』はその名の通り、行政書士受験用の入門テキストです。
本書は行政書士試験においてははもちろん、公務員試験でも十分な威力を発揮します。
いや、むしろ公務員試験でこそこの本のポテンシャルが発揮されるといっても過言ではありません。
公務員試験では本書が一番のオススメです!!
試験まで期間がある方は本書を最初にさっと読み、効率良く問題集に取りかかりましょう。

法律の入門テキストは公務員用のものや司法試験用のものまで多数ありますが、
その中でなぜ行政書士用のテキストである本書がオススメなのか。
これから科目別にご紹介いたします。

第一章 憲法

本書においては憲法の解説が一番最初にあります。
憲法についてはさすが伊藤塾といわざるを得ないほどの
わかりやすい内容です。特に人権はオススメです。

司法試験のような難しいレベルの知識はカットしており、
話し言葉の解説や図解やを屈指してスラスラと読む進めることができます。

判例中心の人権、条文中心の統治のどちらにもバランスよく対応している点もオススメです。
(これは当たり前のようですが、それでも人権ばかりに偏っている解説本はたくさんあります。)

第二章 民法

次に民法です。
民法については正直、他の行政書士テキストと大差はありません。
がなんとなく堅苦しい解説になっている公務員試験用の民法講義本などよりははるかに良いでしょう。

また、本書にはクロスレファレンスという分野横断的な知識の整理をしてくれる図があります。
これが知識がごちゃごちゃになりやすい担保物件などで威力を発揮してくれます。
公務員試験本よりやはるかによく、他の行政書士試験本よりは多少良いといった感じでしょうか。

第三章 行政法

行政法については無難にまとめた印象があります。
それでも、手続法・不服審査法・訴訟法とゴチャゴチャになりやすい知識を
クロスレファレンスでまとめてくれるのはありがたい限りです。
地方自治法は飛ばしてかまわないでしょう。
公務員試験ではほとんど出題されません。

第四章 商法

法律科目最後は商法です。
商法は国Ⅰや国税、一部の地方上級と出題される試験が限られていますが、
国Ⅰが第一志望なら捨てることはできません。

1000条を越す条文数である会社法の試験に必要な部分のみ抜き出して解説してくれています。
公務員試験対策で商法(会社法含)を解説してくれている本はありませんのでこれは非常に助かります。
かと言って司法試験用参考書や一般的な教科書で学ぼうとすると、
いくら法律学科出身であったとしても膨大な時間がかかってしまいます。
本書で効率よく必要なところだけ学ぶのが賢い選択でしょう。

行政書士試験に手形小切手法が出題されないので仕方ありませんが、
手形小切手法の解説が無いのが残念でなりません。
この解説があれば文句なしで星5つでしたが…

第五章 一般常識

最後に一般常識です。
ん?一般常識??と公務員試験受験者は思うかも知れませんが、
この一般常識は教養試験の時事対策として非常に効果的です!!

時事といえば速攻の時事が有名ですが、
あの本を端から端まで完璧にしようとするとそれだけで受験日になってしまいます。
商法と同じように出題されそうなポイントだけ抑えておきましょう。

おわりに

以上科目別によいところを説明してきましたが、
もちろんデメリットもあります。
それは・・・重くてかさばるため、持ち運びに苦労する点です。
そこは科目別に切り離すなどして弱点をカバーしてください。
また、手形小切手法の解説が無いのがやっぱり残念でなりません。

ただし、このようなデメリットを考慮しても

①憲法の人権統治のバランスがいい。なにより伊藤塾だからなんとなく信頼できる。
②民法や行政法でゴチャゴチャになりやすい部分は、
 分野を越えたクロスレファレンスでしっかりまとめてある。
③公務員試験で使える商法の参考書が無い中、必要な部分(会社法のみ)をしっかり解説してくれている。
④一般常識という時事のまとめのようなオマケまで付いている。
⑤これだけ至れりつくせりで、価格は¥3150ととてもお得!!
 (公務員試験用は1冊2000円が平均なので、憲法と民法だけでも4000円かかってしまいます。)

とデメリットを大きく上回るメリットがあります。

この①~⑤のメリットから、公務員試験の法律科目の導入本には本書が1番良いと言えるでしょう。

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