2010年に予想された電子書籍市場

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電子書籍革命の真実 未来の本 本のミライ (ビジネスファミ通)

電子書籍市場

・『うちのコンテンツはこの書店しか流しません』という考え方は、電子出版の市場を広げていく弊害に
・アメリカでは、大手の書店グループは出版社と直接取引して書籍を集める。そのため、流通も権利処理もシンプル。だからこそ電子書籍ビジネスが発展。日本では、書籍は出版社からまず「出版取次」に出荷され、そこから書店へと配本される。コストは高いが、出版社が直接販売を手がけないことにより、規模の小さな出版社の出版物であっても、全国にきちんと流通させることが可能。
・電子書籍において、取次の役割を果たすのが電子取次
・電子書籍の製造ワークフローを紙まで含めてトータルで考えて、出版社とのビジネスを考えよう、というのが印刷会社の作戦
・日経新聞⇒電子版を提供する時には、広告ベースの無料展開では無理があり、どこかの段階で有料化が必要と考えた。携帯電話やスマートフォンでどこでも読めること、その人が読みたいであろう記事を抽出してリストアップする『My日経』などの多機能性が、電子版のポイント。現時点においては、紙と電子をセットで提供することが、もっとも適切な形だと考えている。「電子さえあれば紙はいらない」状態には、現状ではなっていない、というのが日経新聞の考え
・アップルはアプリ販売する場合、販売価格の3割を配信手数料として徴収。米アマゾンの電子出版システム「アマゾンDTP」を使った場合、最大7 割が著者に。
・日本では書籍の出版に対する権利は、著者から出版社に「委託」されているだけ
・出版社は「中抜き」を止められない。「出版社側が電子書籍化に関する契約書を出しても、著者に許諾してもらえなければそれで終わりで、防ぎようがない。そういう決断ができるのも著者の権利」

書籍リーダー技術

・キンドルやソニーリーダーが採用しているのが、「電子ペーパー」技術。特徴は紙に近い見栄えが実現されている点。「光の反射」で画像を作るもので、地の白と文字の黒のコントラストが非常にはっきりしている。
・アンドロイドのバージョンアップ競争からは逃れたのがGARAPAGOSの作戦

電子書籍販売数

・「拝金」は、電子書籍版が2万ダウンロードを超える
・「もしドラ」は、180万部突破の大ベストセラーだが、電子書籍化されていて、9万ダウンロードを超えている。
・紙版「適当日記」は3万5000部の売上だったが、電子書籍版はその4倍近い、12万ダウンロードを実現

出版社数

・日本には4000の出版社が存在する。

データ

・有料アプリの場合、最低価格は115円。

感想

出版業界、電子書籍の影響についての本。電子書籍元年と毎年言われているが、電子書籍リーダーの統一化はいつくるのだろうかと感じさせる。今後の業界の動向に注目したくなる本。

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