クォンタム・ファミリーズの書評・感想

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クォンタム・ファミリーズ

葦船住人は2008年に、テロ未遂で逮捕される。しかし葦船住人には、政治的な背景も宗教団体との関わりもなく、何故葦船住人がテロ行為を企てたのか誰にも理解できず、冤罪なのではないかという話も出る。
葦船住人は、小説家としてデビューし、担当編集者であった大島友梨花と結婚した。しかし結婚生活はうまく行っているとは言えなかった。葦船住人は様々な葛藤を抱えながら生活を続けていた。
そんあある日、一通のメールが届いた。2035年から届いたらしいそのメールはなんと、葦船住人と大島友梨花の間に生まれなかった娘からのものだった。
その娘、葦船風子は、私は平行世界にいる、と告げます。高度に発達した情報化社会の中で、量子演算を繰り返した結果、平行世界からの干渉に気づくことになり、そしてやがて、平行世界の対象と連絡できる技術が開発されたのだ、と。
葦船住人はそのメールを、自分が発信したメールだ、と認識しました。自分は狂っている。狂ったもう一人の自分が、生まれなかった娘を騙って自身にメールを送っているのだ、と。
しかし、風子にアリゾナまで来るように言われた葦船住人は、風子の存在を信じていないにも関わらず、その誘いに乗ります。そして葦船住人は…。

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