風の男 白洲次郎の書評・感想

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風の男 白洲次郎 (新潮文庫)

本作は、昭和史に大きな影響力を持った、白州次郎という男のノンフィクションです。
最近、NHKで取り上げられたとかで、白州次郎という人が注目されています。あのGHQをして、「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめ、日本国憲法の制定にも立会い、誰に対しても臆することなく意見をいう男。昭和史の巨人とも言われる男の生涯を描いた作品になっています。
白州次郎という男は、ひと言で言えば何者なのか、ということが、僕にはそもそも知識がありませんでした。本作を読んで、よりわからなくなった、というのが本音ですね。まず、政治家でも代議士でもない。昭和史に大きな影響力を持ったのに、日本国憲法の制定に立ち会ったのに、政治家ではない、ということが僕には驚きでしたね。とにかく、政治の表舞台にはとことん顔を出さなかった人間で、あとはさまざまな会社の会長や取締役を歴任したり、かと思うと突然田舎に引きこもって農業を始めたりと、様々な顔を持つ男でした。

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