ホテル・ニューハンプシャー〈上〉の書評・感想

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ホテル・ニューハンプシャー〈上〉 (新潮文庫)

本作は、ベリー家というとあるアメリカ人の物語です。それは、結果的に結婚しベリー家の父親と母親になるある一組の男女が熊を買うところから始まります。
1393年の夏。ベリー家の父親であるウィン・ベリーは、高校の夏期休業中のアルバイト先である海辺のホテルで、近くに住んでいるのは知っていたけど話したことはほとんどないメアリー・ベリーと出会う。二人はちょっとしたきっかけで話すようになる。二人は、ユダヤ人の熊の調教師であるフロイトと出会い、彼から一頭の熊とオートバイを買い、そして結婚した。
彼らには五人の子供が生まれる。本作はその内真ん中の子供であるジョンが40歳のの時に語っている、という設定で話が進んでいく。
長男のフランクはホモ、長女のフラニーと次男のジョンはお互いに愛し合っていて、次女のベリーは小人症、三男のエッグは難聴というなかなかいろんなものを抱えている兄弟であるが、彼らはごく平凡な生活をしている。
しかしある時、父親であるウィン・ベリーは、夢だったホテルを開業することになる。「第一次ホテル・ニューハンプシャー」である。彼ら家族は、いくつかの「ホテル・ニューハンプシャー」と共に、様々なものに人生を振り回されながらも、家族一丸となって生きていく…。

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