ぼくのメジャースプーン の書評・感想

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ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)

正義とは、正しさとは何か。復讐は復讐しか生まない。人の価値観は様々である。
主人公である小学生のぼくと友達のふみちゃんを襲ったある事件によってこの話は始まる。ぼくの持つ能力、それは危ういがとても強い。純粋なる悪に対して立ち向かうのには十分な力である。主人公であるぼくが、この力を使い悪に立ち向かうのであるが、そこにあるのは一体なにか。友達を想う心、悪に立ち向かう勇気、それと…。
辻村深月作品の中で、この作品の構成は実にシンプルであると思う。1つの事件があり、そこを中心としてしか話が進まない。非常に読みやすい作品であろう。この作品を読み進めていくにあたり、どうしたってぼくの味方について読み進めていってしまうことはほぼ間違いない。それくらいに、立ち向かう悪が憎たらしく純粋なのである。

ぼくの中にある決意とぼくの持つ力の使い方を最後までしっかりと見届けてあげてほしい。

そして、またどこかでぼくと出会えることを願ってみてほしい。きっと叶うから。

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