概要
ネット上で50万人のアンケートからわかったすぐに使える心理学的なテクニックを120も紹介する1冊です。印象に残ったものを一部を抜粋します。
人間関係
■悩んでいる人にかける言葉「頑張り過ぎないで」
・「あなたはいつも頑張っている」「頑張らなくても価値がある」の2つを同時に伝えることができる
■愚痴の正しい聞き方「聞くだけ」
・相手のためている気持ちを聞いてあげるだけでいい
・相談した人は「ちゃんと自分の話を聞いてくれる」と嬉しい気持ちなれる
・言葉にして外に発したから気持ちも楽になって、あなたに相談してよかったと信頼を得られる
■恋人や友人を考えを変えたいときは「いいよと思うよ」
・まずは否定せずに認めてあげる
・その後に「ただ大切な選択肢だからもう少し考えてみてもいいじゃないかな?」と伝える
■相手との距離の保ち方「男性は遠く、女性は近く」
・男性は近い人ほど、女性は遠い人ほど攻撃的になる
・怒られそうだなと感じたら、男性は遠くに離れ、女性は近く寄てみる
■フラれた友人に声をかけるときは「自分がフラれた話をする」
・相手と同じくらい辛いエピソードを話してあげる
・励ましの言葉よりも、ずっと心の癒しになる
■友人の心を動かす言葉は「自分が嬉しかった言葉」
・人間は自分と似た人を好きになる
・好きな人は自分と同じ思考であることが多い
・自分が嬉しい言葉は、その人にとっても嬉しい言葉である
恋愛
■相手を喜ばせる上手な褒め言葉「意外なことをほめる」
・ハンサムな人に「カッコいい」と言ってもそれほど響かない
・「指がきれい」など意外性があって具体的なところを褒めるとインパクトがある
■最強の口説き文句「あなただから」
・相談するときに「あなただから言うのだけど」とオンリユーを強調する
・数ある異性の中から自分が選ばれたのだと相手も嬉しくなる
・特別な存在になって、心も開いてくれる
■片思いの彼と飲むときは、大胆になる
・「前から好きなんですってば」とお酒の力で明るく軽く言ってみる
・「そうなんだ」と返すようならその後静かな場所や時間が経ってから、「実は本気なんです」と言う
・一度受け入れた手前、断りづらいので了承してくれる
■フラれたときにショックを和らげるには「恋愛=ビジネス」と思う
・ビジネスだと思うと、自分が引いてしまう気持ちを消すことができる
恋人関係
■デートを劇的に変える方法「いつもは反対のことをする」
・いつもご馳走してもらっている人はたまにはしてあげる
・「意外性」「普段はしないこと」は人に強い感動を覚える
■デートの後には感謝の言葉を
・「今日は楽しかったよ」など簡単でもいいから感想を伝える
・「二人で一緒だったからかな」など尊重する気持ちを込めて言うとなお効果的
人生
■自分を責め過ぎない
・人間の体は、さまざまな部分で集合してできている
・会社でいえば、総務・営業・経理などの部署があるのと同じ
・心が「自分はダメだと」言っても、それは会社の広報が「自社はダメだ」というのと同じ
・たった1つの部署の判断で、会社全体を悪く決めるのはちょっとヘン