シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略の書評・感想

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シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略』、面白い内容でした。
本屋に足を運ぶ方は多分見たことがあるカバーです。
見たことがない方も、何となく見覚えがあるかもしれませんね。
クリス・アンダーソンのベストセラー『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』の面影をもろに感じるデザインです。
これも面白い本でしたが、、監修が同じ小林弘人氏で発行もHNK出版と同じです。
ある意味、ゴールデンコンビ。

内容に関してはフリー同様、このシェアもとても強くインスピレーションが湧く内容です。
ですが、欧米では既にビジネスとして成り立っているようなアイディアが多かったりします。
そのビジネスモデルの事例もいくつか詳細に書かれています。
まぁ、日本で焼き直しという手法であれば、まだまだチャンスのあるビジネスモデルに辿り着くこともあるのではないでしょうか。
それどころか、全く新しいサービスに辿り着くかもしれません。

ただ、シェアの概念自体は言葉からも分かるように、当然の如く新しいものではありません。
むしろ、温故知新です。
この視点で読み、考えた方が新しいサービスを生み出せる気がします。
そして、マーケティングが重要にはなってきますが、それらは非常に参入障壁が低い状態にあることに気付くでしょう。

先に書いた『新しい概念ではないという意味』。
シェアはWeb2.0の延長のような形で、欧米では様々なサービス、ビジネスモデルにその概念が取り入れられ急成長を遂げています。
本書で取り上げられる事例はそのようなサービス、ビジネスモデルです。
この流れは早い段階で日本にも到来するでしょう。
SNSなどソーシャルメディアはもう十分に日本でも発展していますし、それがこの本の中で展開される複数の事象に飛び火するかのように広がっていくのではないでしょうか。
こういった推測というか、当然の流れが読み取れるはずです。

また、本の導入部分はかなり環境を意識した内容ですが、決して環境本ではありません。
事例として挙げられるビジネスモデルは、結果エコに結びついていてエコビジネスに見えてしまうのですが、実のところは、原点回帰、シェアの概念に基づいたビジネスモデルがエコであるということが紹介されています。

個人的には読みながら受けたインスピレーションで面白いビジネスモデルが浮かび、概要が固まりつつあるので、日本の法律面がクリアできればチャレンジしてみたいと考えさせられました。
エコな上、サイトさえあれば問題なく展開できますし、小リスクなモデルなので真剣に詰めていくつもりです。
きっと多くの方が何かしらのインスピレーションを受けるでしょう。

私だけでなく野心的であればあるほど、読後に明るい未来を描いてしまうのではないでしょうか。
この点と、強いインスピレーションが湧くという点で、この本の評価はミシュラン風でいって二つ星です。
企画職、ベンチャー志向の強い方、IT企業経営者、起業家にお勧めな本です。

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