精神科医は腹の底で何を考えているか?精神科医の本音

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精神科医は腹の底で何を考えているか (幻冬舎新書)

概要

精神科医は本音のところでどう考えながら医療に従事しているのか、100人の精神科医のケースをもとに語った1冊

赤ひげ医師・熱血医師・愚かな医師

■精神版赤ひげ医師なんていない
 ・無料でカウンセリングをしてあげる赤ひげ医師なんていない
 ・カウンセリングは温泉に入って癒された程度とは限らない
 ・患者によっては「無料なんてきっと手を抜いた治療した」と勘ぐられる
 ・心を扱うからだこそ無料にしたら、無責任での治療をするわけにはいかない

■脱力先生を目指す
 ・精神科医師は「死ぬ」「殺す」など患者からの脅し文句を受けるのが日常
 ・いちいち過剰反応していては、精神科医師が勤まらない
 ・全て真剣に受け止める赤ひげよりも、飄々としている脱力先生を目指したい

相性ということ

■患者に望む2つのこと
 ①具合が良くなってほしい
 ②関係性を解消したい(力不足で治療の限界に達してもギブアップできないから、別の医師を頼ってほしい)

技術と人柄

■優れた精神科医は技術と人柄+頓知
 ・腕が優れ、人柄が素晴らしいだけでは精神科医は勤まらない
 ・患者は人生のあらゆることで悩んで精神科を訪れる
 ・「キャッシュカードの使い方を聞きたいが人に声をかけられない」の悩みに頓知をきかせて答えることも大事
 ・治療そのものよりも「より良く生きるためのヒント」的なトークを与えるほうが効果的なこともある

優しさと支配

■精神科医にとって薬は武器
 ・精神科医のカウンセリングには5分程度しかかけられない(カウンセラーは45分程度)
 ・診療時間を短くしないと、病院の経営が成り立たない
 ・時間を短くするとっておきの一言は「お薬出しておきましょう」
 ・診療にメリハリはつくし、短時間で終えた患者への気まずさも静められる

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