電子書籍専用のキンドルや、電子書籍業界の話

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iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏 (ビジネスファミ通)

概要

電子書籍専用のキンドルや、電子書籍業界の話をまとめた1冊

キンドル

■キンドルとは?
 ・オンライン通販会社アマゾンが販売している電子書籍用の端末
 ・オンライン上のeBOOKストアから書籍データを購入すれば書籍が読める
 ・アメリカでは紙書籍が25~30ドルだが、キンドル版だと9.99ドルと安価で読める

■キンドルの画面の特徴「電子ペーパー」
 ・表示だけなら電気を使わず、表示の切り替え時のみ電気を使う
 ・反射型で目が疲れにくい(プラズマディスプレイなどと比べて)

■なぜ通販会社のアマゾンが家電を作成できたのか?
 ・台湾に本拠を持つODM(相手先ブランドによる設計製造)メーカーで製造
 ・設計・開発のみ元アップルなどの技術者を集め会社を作った

■キンドルの通信機能「ウィスパーネット」
 ・キンドルは通信機能内蔵型なのに通信費や契約を意識しないで済む
 ・それはアマゾンと通信会社間で一括で行なっているためユーザーは面倒がない
 ・書籍購入代金に通信費を含んだ価格で設定されている

■キンドルのヒットの理由
 ・キンドルの発売時9万冊分のキンドル版の書籍を用意しラインナップが充実していた
 ・300ドルとITマニアからすれば、低価格でギフトとして贈られた

キンドルの祖先はソニー

■電子ペーパーを使った端末は10年以上前からあった
 ・2004年にソニーの「リブリエ」というeBOOKリーダー(電子書籍端末)が発売されていた

■リブリエは失敗した理由
 ・販売ではなく貸本方式(60日後には読めなくなる)
 ・スタート時に用意されたコンテンツは800と少ない(キンドルの100分の1以下)

■アメリカでは電子書籍がうまくいく秘密は「出版契約」
 ・日本でもアメリカでも著作権は著者にある
 ・出版された本を使ってビジネスをする出版権はアメリカは契約上出版社(日本は口約束が多い)
 ・デジタル化するのに、日本では挿絵があればその作者にも承諾しないといけない
 ・アメリカではデジタル化をする承諾するのが出版社のみでいい

iPad

■iPadの狙い「リビング」
 ・普通モバイルデバイスは持ち歩くことを前提としている
 ・iPadはリビングで使うこと念頭に置かれている
 ・サイズ的にも、家で雑誌を読むのにひょうどいい大きさ

■iPadの特徴
 ・表示する速度や操作への反応が俊敏(iphone以上)
 ・iphoneと同じOSなのでアプリが楽しめる
 ・アプリで、雑誌、グラビア、マンガ、辞書までも読める
 ・基本はリビング向けのPCなので、多機能

日本の電子書籍状況

■eBOOKリーダーの利用者は情報にお金を払うタイプ
 ・非利用者は、「無料のニュースサイトを見ている」「新聞を読んでない」人が多い
 ・非利用者ほど「情報にお金を払う率が低い」傾向がある

■eBOOKリーダーは自炊する人に支えられている
 ・自炊:自ら本を裁断しスキャナーで読み、電子書籍化すること
 ・利用する人の41%が自宅に100冊以上ある読書家で、自炊経験者である
 ・利用しない人の76%は自炊をしたことがない
 ・eBOOKリーダーを利用する人こそeBOOKを切望している

■なかなか出版社が踏み切らないのは「携帯で失敗しているから」
 ・日本のeBOOKビジネスは携帯電話を主戦場としてスタートしていた
 ・その市場規模は464億円とそれなりのようだが、出版業界全体は2兆円を超えているので、0.2%程度
 ・売上の多くは女性向けアダルトコミックで、購入しずらいものだけが売れているようである

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