上質生活とは?品格のある暮らしの為の思考法

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上質生活

はじめに

 この本の中でも私にとって特に印象に残った「品格のある暮らしの為の思考法」を重点的にまとめました。
 ここに書ききれなかったところでは睡眠、食事、音楽や美術などの文化の楽しみ方、人とのコミュニケーションにおける考え方、取り組み方などより具体的で実践的な手法も多岐に渡り細かく提案がなされています。

上質生活とは

 ものを丁寧に扱う習慣を身につけるには身の周りすべてをお気入りのものにすること
→上質生活はその「お気に入り」の選び方によって決まる

 ・自分に品格を求めるなら、持つものにもまた品格が必要
  (ただし高級品=品格のあるもの ではない)
 ・品格があるか否かは目で見て探すだけでは形に囚われるため、手で触って選ぶ方が確実
 ・選ぶときのキーワードは「美しいもの」
 ・品格のあるものとは、元々丁寧な扱いや手入れを要するもの
   →丁寧な扱いや手入れの手間ひまそのものが自分を磨く上質な生活行為といえる
 ・良質なものとは使う人の感性を育て、品格を高め、生活行為を上質に変えていく性質を備えている 
 ・良質なものだけが集まると、その良質さも何気ない当り前のものに見える

品格のある自分になる為に

 ・身の程を知りつつ美意識を高める
 ・経済社会に流されることなく「本物」を身の周りに整える
 ・互いに尊敬し合える人との関わりを広げる
 ・無駄を生まない—無駄を生まないよう努めることは知性のある行為である
 ・不必要なものに予算を使わない注意力をもつ

◆清貧
 ・清貧の究極は「何もないこと」ー清貧とは知性がもたらす簡潔さである
 ・清貧のなかの贅沢—精神が豊かであること
 ・「何もない=無」に対し豊富なイマジネーション(創造)をもつことは、精神の豊かさ、感性の豊かさである
 ・白は上質さのバロメーターー白は「清貧のなかの贅沢」の典型である
 

◆本当の貧しさ/卑しさを知る
 ・豪華さを求めて権力を利用したり、金銭の強い影響を受けること
 ・上昇志向が強すぎること
 ・他人と同じことをしたがること(自分を守るのに必死なことの表れ)
 ・感性の鈍さをお金で補おうとしている人

住空間

良質な空間とは不必要なもの、目障りなものがなく、人の動きをよい流れで受け止め,特に目立つものもないのに居心地のよさが感じられること、触れても違和感を与えない素材の優しさがある

◆美しい生活空間に必要なもの
  1)必要な家具―不要なものは片付いていて、ものの位置の歪みやずれがいつも直されていること
  2)生花―常に美しく生けられていること
  3)壁の額絵―高価であるよりも、空間に合うフレームでバランスよくかけられていること
  4)美しい形のオブジェ
 良質な空間の条件は「古びても美しさが保てること」

◆実践内容
 ・美を損ねるものがあったら、とにかくすぐにしまうか捨てるか判断し、即実行
 ・収納についてー収納計画は人生計画そのもの
  収納の大原則 ストック収納と使う収納に分ける
  1)思い出の品、季節限定で出し入れ頻度が低いもの(雛人形、ツリー等)
  2)ストック品(トイレットペーパー、缶詰、乾物等)
  3)毎日使うもの(調理器具、衣料品、掃除用品等)

 ストック収納の3原則
  1)補充の有無の必要が一目で分かるよう並べる
  2)同じ種類をまとめて並べる
  3)箱に入れず、ものの姿のまま収納する
 使う収納の4原則
  1)使う目的ごとにまとめて収納
  2)使う場所に収納
  3)出し入れしやすい収納法を工夫ー衣類はたたむ収納よりかける収納
  4)定期的にしまってあるものをチェックし、ほとんど使わないものは捨てるかリサイクルで処分

 ・メンテナンスを楽しもう
  ・掃除の基本は磨くこととブラッシング。その為の道具を揃える
   (掃除機はゴミを吸い込んでいるだけで掃除をしていることにはならない)
  ・スイッチやコンセントなどのプレート、ドアノブ、家具の取っ手、つまみに良質なものを選ぶと空間全体に良質感が増す

 ・小さな家具こそ一生ものとして購入
 ・家電、台所用品、食器類も吟味して一生、次の世代に残すつもりで選ぶ

装い

 ・常に流行のものを身につけることではなく、自分に合った良質の定番ものを揃えること
  流行を半端に取り入れたり他人の真似をしたりせず、自分を美しく見せるものが何かを真剣に考える
 ・自分に似合う色と形を見つける
 ・自宅で手入れできる自然素材の服を選ぶ
  ブラウスなら綿、アイロンかけの手間を省きたい人は、ブラウスではなくニット系を選ぶ
  麻やシルク、ウールも、洗剤と扱いを選べば自宅で洗える

日々の暮しの工夫と心がけ

 ・プレゼントは手作り
 ・知性と感性で料理を工夫(つくりおき保存、生ゴミを極力出さない)
 ・自然とコンタクトをもつ—ガーデニングは貴族の嗜み
 ・人の役に立つことをする

上質生活

上質生活

  • 加藤ゑみ子

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