外国と積極的に交渉!!日本にも外向きの時期がちゃんとあったのです!!商売の日本史を紹介!

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ビジネスに役立つ「商売の日本史」講義 (PHPビジネス新書)

about

時代による日本の特性を「ウミヒコ(対外志向)」と「ヤマヒコ(対内志向)」とに分けて解説した本。

「ウミヒコ」と「ヤマヒコ」

「ウミヒコ」=「グローバリズム」:交易、貿易などネットワーク作りを好む
「ヤマヒコ」=「ナショナリズム」:道路整備などのインフラや土地を好む

■特徴
歴史から見ると、中国の盛衰でウミヒコかヤマヒコが決まる傾向。中国の内政が荒れていると、マイナスの影響を受けないためにヤマヒコに、反対に中国の調子がいいとウミヒコになる傾向。ヤマヒコの時代は東、ウミヒコの時代は西が栄える。最近の日本経済に良い影響を与える創業社長は西日本出身が多い
日本電産の永守重信(京都)、楽天の三木谷浩史(神戸)、ファーストリテイリングの柳井正(山口)、ソフトバンクグループの孫正義(佐賀生まれ福岡育ち)、元ライブドアの堀江貴文(福岡)など。

日本の変遷

・日本は古代からグローバリズムの中で生きていることを表す遣唐使。
・武士が懸命に土地を守ったことから日本人の土地への思い入れが始まった鎌倉時代。お金の流れを把握し政権を握った初めての人が平清盛。
・しがらみを壊し、新しいものを作りやすい土台を整えた信長は天才アントレプレナー。火縄銃などを輸入し、対外志向もあり。
・国内インフラで整備で経済成長した江戸時代。
・開国したものの、異常な円の弱さで輸出が伸びたが、金は流出した1854年。
・岩崎弥太郎、安田善次郎、渋沢栄一などが海外向け、国内向けの事業をバランスよく投資し、発展した明治。
・戦争の混乱や復興で国内に目を向けざるを得なかった昭和。
・国内市場が縮小。良い物はあるが成長の意思が無いと海外から言われている現在。

歴史に学ぶ経済法則

・政策の効果が予定道理になっていることは少ない
・人気取り制作は政権が弱ったときに登場し、経済を混乱させる
・見えない資産(インタンジブルアセット)は政治にも経済にも影響を与えることを理解する
・賄賂や企業の成長率などの観点から、政治がらみのビジネスには危うさがある
・一人のリーダーが時代の流れを体現する
・茶の湯がミサの影響、にじり口もキリスト教の思想を想起させるものであったり、日本人のDNAには冒険者の血が流れているのではないか。
・世界初の先物取引は18世紀の大阪で始まった
・「ヤマヒコ」「ウミヒコ」それぞれの時代で成長産業は違う
・仕事を通じて社会貢献する態度こそが適切な社会貢献に結びつく
・赤字は組織をおかしくする
・規制は過剰だと毒になる。制作リスクは警戒しておくべき
・今の日本は破綻状態。歴史から見ても、政府を信用してはいけない
・「禍福は糾える縄の如し」、混乱の後の発展は注目すべき
・株は勝ったらやめる。勝ち続けることはない
・市場はとても公平な存在
・集権と分権のプラスマイナスを見極める

終わりに

今の日本人は歴史を知らないと言われて随分経つ。周りを見ても確かに知らない人が多い。歴史を知らずに、全く新しい価値観で突き進めて成功できればそれでいいと思うのだが、そのような人はほんの一握り。道に迷ったときに振り返り、参照するために歴史を学んでおいてもいいのかなと思った。歴史から学べるものは多くあるはずなので!!

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