山口組はなぜ強いか?ヤクザに学ぶ組織を強くする方法

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ヤクザに学ぶ組織論 (ちくま新書)

第一章日本型組織の原型

◆安目を売らない
自分の落ち度で弱味のある立場に置かれ、相手を優位に立たせない

◆義理張り
義理→上納金、冠婚葬祭、盃ごと
格上であっても義理ごとのつき合いができぬ者は相手にされない

◆愚連隊はなぜ消えたのか
愚連隊は無規範、アナーキーな存在
管理社会の度合いが強まりヤグザの広域組織の生き残りを賭けた組織的再編と寡占化
地方の独立組織の大手への吸収
ヤクザは常に組織の一員であることが要求され、個人プレーや突出した行動は容赦ない処分の対象

第二章山口組はなぜ強いか

◆山口組の原点
大正4年初代山口春吉が神戸市内で港湾労働者50人を集めて港湾荷役作業員供給業「山口組」を結成したのが始まり
神戸のローカル組織だった山口組を三万五千人体制とも言われる全国組織にした三代目田岡一雄

昭和38年当時の組の基本方針
「合法事業の経営促進」「麻薬の厳禁」「鉄の団結」

事業を持つ者(事業家集団)持たぬ者(武闘軍団)をはっきり区別する二派路線

地方のヤクザ社会に「組織」の概念を持ち込んだ山口組
“即日大量動員”戦術

◆ピラミッド型組織をつくる
関東ヤクザ界
ゆるやかな連合スタイル
メリット:熾烈な跡目争いや分裂がない
デメリット:結束力のなさ、忠誠心の希薄さ

北海道・東北ヤクザ界
テキヤ王国、山口組アレルギー
道内のヤクザ同士が抗争を避け、和をもって共存する目的
テキヤの横に広がるシステムのまとまりのなさが仇となり北海道ヤクザ総崩れ
→若い連中のテキヤ離れ、強い代紋への憧れ、出世できるチャンスがない
道内独立組織は内地広域組織の代紋に替わる

関西ヤクザ界
直参制、ピラミッド型
代紋に対し「絶対的忠誠と運命共同体意識を抱き、強固な団結力を形成」

強い組織である直参制、ピラミッド型をとりいれる組織の増加

第三章<親分>のリーダーシップ

田岡一雄
稲川聖城
図越利一
堀政夫
「親分のためならいつでも死ねるという子分を三人もったら、日本一の親分になれる」
力で制するのではなく、任侠の神髄を見せつけられた相手が自然にひきこまれてしまう

第四章組織を強くするブランド戦略

◆武器としての機関紙

◆ヤクザは人気稼業
マスコミを使った自己PR
マスコミと接触禁止の山口組もマスコミを利用している

第五章勝ち組ヤクザの情報収集術

情報を制するものは欺界を制す
人的情報の使い方 ホステス、愛人からの情報
警察とヤクザの相互の利益と緊張関係の上に成立していた「見えざる絆」も「暴対法」で一変

人脈の作り方
「一に熱意、二に金、三に信頼」
年賀状、暑中見舞いは欠かさない
交際が始まった相手のトラブルには善悪無視でその人間側につき、損得抜きで支援する

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