上弦の月を喰べる獅子の書評・感想

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上弦の月を喰べる獅子

僕の人生を変えた一冊です。

螺旋は、この世をつかさどる法則である。
銀河系、太陽系など、宇宙は螺旋でできている。
DNAも二重螺旋構造である。
人は、子宮が時間軸で繋がった螺旋ではないか。
中国拳法の基本的な動作や呼吸法も、螺旋である。

この小説は、構造そのものが二重螺旋になっており、三島と宮沢賢治の2つの物語が、最後には一つになります。
まさにそれは、ブッダの涅槃への道を意味しています。

夢枕獏さんは、本作品以外でも、涅槃の王(ブッダの覚醒を描いたSF)などで螺旋論を展開していますが、この本は、その構造の複雑さに圧倒される一冊です。

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