高城剛が教えてくれるオーガニック革命のポイント

1726viewsMasaya™Masaya™

このエントリーをはてなブックマークに追加
オーガニック革命 (集英社新書 526B)

・僕が言う「オーガニック」とは、農業手法や有機食材だけを意味する「オーガニック」とはちょっと違う。「organic」とは「有機」「生まれつきの、生命の、本来の、本質的な」。もっと人間の本質や考え方、生き方全般に深く関わる、ライフスタイルそのもの。“これからの人生をより良くするための哲学” であり “自分自身の精神と肉体をバージョンアップさせる処世術”。

・わかりやすく言うと、「エコ」や「グリーン」は地球環境を中心とした考え方。「オーガニック」は人間という一個人を中心とした考え方。

・某有名ブランドが発売したエコバッグを買うために人々が前夜から大行列を作り、大混乱が起きたニュース。地球を守ろうという思い(=エコ)が、完全に金儲けのツール(=エゴ)と化している。

・ある日突然、悪者扱いされてしまったレジ袋は、石油のムダな部分、破棄しないとどうにもならなかった部分を有効利用して製造される、エコロジー技術の賜物。製造を止めれば石油のムダな部分が余ってしまい焼却処分する必要がある。さらにレジ袋に代わるエコバッグを作らなければならないので、あらたに膨大な石油が使われて本末転倒。変えるべきなのはコンビニやスーパーに行くライフスタイル。

・マイ箸ブームも似たようなもの。なんとなく「森を守る」というイメージでエコな感じがするが、割り箸は森林を伐採して木材を作るときに出る、使い道のない「端材」を利用して作られていた。ゴミとなって捨てられているはずの木材を有効利用するアイディア商品だった。

・紙のリサイクルにはたくさんの石油や薬品が使われる。きちんと行われているのか疑わしい。自治体が収集したペットボトルも再処理業者に引き渡されず、認定外の事業者を通じて中国に輸出されるケースが増えている。

・日本はヒステリックにゴミの分別に力を注いでいるが、本当にそんな分別が必要なのかすこぶる疑問。渋谷区では、2009年になって、燃えないはずのプラスチックが燃えるごみになった。「燃えるとダイオキシンが出る」とか脅しておいて、いまさら何事もなかったように「燃やすことにしました」というのはどういうことだ?個人的には「燃やすゴミ」と「リサイクルするゴミ」の2種類に分別するだけでいい。隣の区に引っ越したらいままで燃えなかったものが燃えるようになるなんておかしい。結局、それぞれの自治体の焼却炉の都合に国民は振り回されているだけ。

・マクロビオティックの基本は精白されていない米(玄米)や古代米(黒米、赤米など)、麦や雑穀(あわ、ひえ、きびなど)を主食とし、副菜として野菜や海藻、豆類をとる食事。“食材の旬” という概念も重要視されている。単なる食事法ではなく、食べ物や環境、身体を「本来あるべき状態」に保つことを理想としている。

・都心にあるレストランの価格のほとんどは、不動産代金と物流コストだと認識すべき。

・スーパーやデパ地下で「有機JAS認証」マークの有機野菜が目印。ネットの宅配サービスを利用するのもいい。

・ファーマーズマーケットでは生産者と顔を合わせて直接やり取りできる。ほとんどの農家がオーガニックもしくは低農薬での栽培を心がけていて安心。東京では代々木公園「東京朝市・アースデイマーケット」、六本木ヒルズ「いばらき市」、「イー・有機生活五反田店」など。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く