いま、空の旅はここまで安くなった!国内LCCがない、不思議の国「日本」

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はじめに

・航空大革命が始まった。イギリスのロンドンからイタリアのミラノまでの航空チケットが、ハイ・シーズンにもかかわらず、わずか35ユーロ(約5600円)。ロー・シーズンなら、1ユーロ(約160円)でEU圏外に飛ぶことができ、例えば、ロンドンからアメリカのマイアミやニューヨークに、1〜8ユーロ(約160円〜約1280円)で移動できる時代が訪れた。

・世界ではさまざまな新興エアラインが画期的なサービスを始めている。せっかくこの時代に生きているのだから、ぜひそれらを享受し、目一杯楽しむべきであろうというガイドプック。

第一章 いま、空の旅はここまで安くなった!

・東京ーソウル間とはぼ同じ約1400kmという距離であるにもかかわらず、バンコクーシンガポール間にはなんと約1600円という激安航空券が存在する。日本で購入できる格安航空券のわずか10分の1で空の旅が可能。

・シンガポールからプーケット行きが約70円、ホーチミン行きが約240円といった、驚きのチケットまで登場。なかには客寄せの一環として、0円というものまである。こうした航空券の格安化は、アジアだけでなく欧米でも起きている。

・IT革命以降、サービスの質はいらないから、とにかく移動だけを必要とする人が増えてきた。人やモノやお金もすべてが、世界をベースにして動くようになったグローバリゼーションの象徴のひとつ。

・僕は常日頃からアイデアと移動距離は比例すると言っている。新たなアイデアを生み出そうと机にかじりついていても、何も生まれない。ウェプをサーチして世界をわかった気になっても、実はなんの体験もしていない。10時間インターネットを駆使すれば、莫大な情報は得られるが、体験はゼロなのである。しかし、移動すればするほど未知の情報が蓄積され、アイデアが湧くと考えている。

国内LCCがない、不思議の国「日本」

・航空機の着陸料や駐機料、燃料税など日本の空港のそれら総額は世界トップクラス。空港使用料が高くなった原因は、国が使うかどうかもわからない空港を大量に作りすぎたから。こうしたツケが、空港使用料などの形になって航空会社の経営を圧迫し、ひいては利用者が支払う運賃に反映されている。

第二章 航空業界が取り組むエコと最先端技術

・ボーイング747-400型機は、1リットルでわずか50~70mしか飛ばないという驚くほどの燃費の悪さ。

・2008年2月、ヴァージンアトランティック航空は世界で初めてバイオ燃料を使っての有人試験飛行を成功。選択したバイオ燃料の原料であるババスオイルとココナッツオイルは、食糧としての需要はないので穀物価格を押し上げる問題を引き起こさない。また、熱帯地方を中心にしてすでにプランテーションができがっているので、供給が本格化しても生産高拡大のための森林破壊につながるようなこともない。

第三章 問題だらけ!?日本の航空事情

・民間旅客の航空産業は、今後も右肩上がりに拡大を続けていくものと考えられている。ITがもたらしたのは、あくまでデータ化できる情報のみのグローバリゼーションにすぎない。いくら地球の真裏のニュースを聞き、カメラによって光景を目にできても、自分の両足でその場に立って雰囲気を肌で感じ取ることはできない。

・グローバル社会におけるオープンスカイ協定の存在は必然としかいえない。世界の趨勢を認められないというのなら、日本は再び鎖国でもするしかない。

・結局、既得権益の保護を第一に考えているため。他の業界と同じ。時代の変化に気づかず、最初に現状維持がくる。そうしているうちに身動きが取れなくなる。

・日本はいつだって、黒船という外圧が来航しないと、自らを変えようとはしないようだ。

・成田は深夜23時から早朝6時まで航空機の発着ができない。夜の9時台で人がいなくなる主要空港は成田くらい。今の時代ではありえない。

第四章 空を知れば世界がもっと近くなる!

・自らの良さを再発見できるのが旅。インターネットの発達によるIT革命は世界を大きく変化させたけども、同時にデジタル世界の限界を認識させることになった。デジタル化できることとアナログでないとダメなことを線引きしてくれた。

・楽曲はMP3でダウンロードできるようになっても、ライブの興奮まではデジタル化できない。当然ライブの価値は上がる。相対的にIT化されたものの価値は年々下がる。

おわりに

・「ストリート」「トラベル」「ハイプリッド」「サヴァイブ」。そしてついにキーワードは「エスケープ」へと向かう。なにからエスケープするのか、そしてどこへいくのか。それを決めるのは、国家や企業ではなく、あなただ。

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