脳を鍛えるには運動しかない理由。「運動+頭を使う」はセットで行う。どっちかだけだと成長が弱い

8137viewsはにほーはにほー

このエントリーをはてなブックマークに追加
脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方

運動するだけで頭が良くなるとは書いてないから注意

他の人の超簡単な要約「運動すると重要な神経化学物質や成長因子がどんどん放出され、ニューロンの結合が強くなり、さらには新しいニューロンまでもが生まれ、脳の基礎構造を物理的に強くできる」というのは言い過ぎ。

というか、この本は結構分厚いし、いろいろ難しいこと書いてるので、私もよくわからない。私の要約も乱暴なので、ちゃんと理解できる人が読んで、ちゃんとしたまとめを書いて欲しい。私も含めてあまり信用しないでください。

「運動+頭を使う」はセットで行う。どっちかだけだと成長が弱い

まず気持が良くなり、頭がすっきりし、注意力が高まり、やる気が出てくる。
つぎに、新しい情報を記録する細胞レベルでの基盤としてニューロンどうしの結びつきを準備し、促進する。
そして3つ目に、海馬の幹細胞から新しいニューロンが成長するのを促す。

ではどんな運動が一番いいのか?2007年の実験結果では「最大心拍数の60から70%を保って、35分間ランニングマシンで走っただけで、認識の柔軟性が向上する」ことが示された。

また、「30分のジョギングを週に2,3回、それを12週間続けると遂行能力が向上することが確認された。しかし足を交互に前に出すだけでなく、もっと難しい動きに挑戦することが重要だ。有酸素運動と複雑の動き両方を組み合わせないと、小脳には何の変化も見られなかった」という結果もある。

現在までの研究では、心血管系と脳を同時に酷使するスポーツ(テニスなど)をするか、あるいは10分間ほど有酸素運動でウォーミングアップをした後に、ロッククライミングやバランスの訓練といった、酸素消費量が少なく技能を必要とする運動をすると良いことがわかっている。

→要するに、運動はニューロンを増やしたり、結合を促進したりするが、実際に脳を発達させるのは、やはり頭を使うような複雑な動きが必要ってこと。運動だけしてれば頭が良くなる、みたいな話ではないので注意。

運動とストレス解消について

ストレスは脳内物質によるものなので、ごちゃごちゃ原因をかんがえるなってことらしい。低血糖とかで脳にいくエネルギーが疎外されたり、酵素の働きが押さえられたり、海馬の働きが鈍いのが原因で、そういうのは運動すれば解決できると言っている。しかし厳密な仕組みについてはまだ研究中。

①酸化ストレス  :ニューロンが活動するとフリーラジカルは必ず発生する。過剰に発生しすぎない限りは酵素は自動的に対処する。これを強調しすぎる健康番組は胡散臭い。

②代謝性ストレス :グルコースの摂取に障害があるなどで、細胞が十分なATPを生成できない時。

③興奮毒性ストレス:グルタミン酸が活動が活発すぎて、増加した情報の流れを支えるエネルギーをATPが賄い切れないとき、と書いてるが何のことかよくわからない。とりあえずこの状態が続くとニューロンがどんどん死んでいくとのこと。

とりあえずストレスが継続すると、海馬の働きが抑圧され、代わりに扁桃体が活発になる。扁桃体が優位になりすぎると記憶や現実とのつながりを抑えこみ、恐怖や不安を常態化させ、さらなるストレスを呼び込むという恐怖のスパイラルが完成するらしい。

んで、運動すると、フリーラジカルに対抗する酵素が活発になり、インスリン受容体の生産が促進されて①と②が解放され、また扁桃体の活動が抑制されるから、そのスパイラルから解放される、と。

そういうわけで、「ストレス解消のための運動は、エアロビやウェイトトレーニングなど強めの運動を45分くらいやる」といいらしいです。運動がいいといっても、目的によってメニューが変わるわけですね。そういうわけで、詳しくはちゃんと本読んだほうがいいと思います。あんまり乱暴なまとめだけで適当に運動しても意味が無いかも。

その他

・不安障害対策は、誰かと一緒に運動するのが良い

・うつ対策には中程度の有酸素運動30分間を、できれば毎日、やるのがいい

・ADHD対策には薬と運動の併用が基本。ランニングなどは効果が弱く、複雑で集中力が求められる武術や体操などを根気強くつづけるべし

・依存症対策には強度の高い有酸素運動を30分以上。

・女性のホルモン不調には中強度の有酸素運動を1時間以上。

などなど。

ランニングやウォーキングについてもそれぞれ注意書きがあるので、
単に「運動すればいいんだー」じゃなくて、
ちゃんと本を読んだ上で、自分はどうするかよく考えて取り組んだほうがいいと思う。

繰り返し言うけれど、理系の人がちゃんと読んでまとめ直して欲しい。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く