ライトノベルをなめちゃいけない! 世界経済がわかる経済小説「雷撃☆SSガール」

1734viewshisahisahisahisa

このエントリーをはてなブックマークに追加
雷撃☆SSガール (講談社BOX)

ライトノベル風の経済小説

競合に絶対確実に勝つための定石はただ一つ。競合が市場にやってくる前に、市場を占有してしまうこと。うちが一旦、市場を占有してしまえば、どんな競合が来ようと敵じゃない。たとえうちのサービスに手を加えて、もっとよいサービスを投入してきても、もう遅い。逆に、うちがもたもたしている聞に競合が市場を占有してしまったら、私たちにはもう勝てない。なぜなら戦争と経営は、『攻めるより守るほうが圧倒的に有利』だから。

ペプシコーラは、どんなに頑張ってもコカコーラには勝てない。味なんて、大して違うわけでもないし、どちらの方がすごく美味いってわけでもないのに。

会社に美女がひとりいるだけで、男性社員の生産性が若しく向上するという調査結果があるという。

金利には実態が伴っていないの。世の中が『実態経済』だけで回っていれば問題ないんだけど、今の世界は、実態がない架空の『マネー経済』を中心に回ってる。今やマネー経済は、実態経済の数十倍の規模にまで膨らんでる。

世界を支配するなんて簡単よ。プランフォート家に生まれればいい。

中産階級が労働して稼ぐ。経済界の意を受けた各国政府が、中産階級に資本市場へ参入するように煽る。そこで煽られた人間か、さらに他人を煽って巻き込む。そのお金を資産家が頂く。そしてその上の国際金融資本が、さらに大規模に頂く。浅くひろーく、ながーい目ですこしずつ、合法的に吸い上げる仕組み。こんなすごいもの、神様だって作れないわ。

起業してからわかること

年中無休で不眠不休、過労死寸前なのに、売上の急増は経営者にとって何物にも代え難いほど嬉しいことである。辛すぎるけど、嬉しすぎる。この矛盾した感情は、当事者でないとわからないかもしれない。

規則正しい生活スタイルは、良質な仕事をこなすために必須だと思っていたこともある。しかしそれは、本当の忙しさを経験したことのない甘ちゃんがいう決まり文句にすぎない。進退窮まるほどの多忙は、体内をアドレナリンが駆け巡るために、落ち着いて眠る安らぎなんて与えてはくれないのだ。

世間は、創業社長もサラリーマン社長も、同じ「社長」という枠組みでしか見ない。しかし現実は、創業社長とサラリーマン社長はまったくの別物。天と地ほどの違いがある。なぜなら、創業社長はほとんどの場合、かなりの数の株式を最初から保有している。一方、 サラリーマン社長の収入源は、基本的に役員報酬だけだから。

リンちゃんのセリフ

「ねえ、まさか、この世界が真っ当だなんて思ってるの?」

「女、若い、提督。三拍子揃っちゃってるな、アハ。ねえ最強だと思わない?」

死ぬのを怖がるのは、DNAに刻まれたプログラムのせい。ただそれだけ。それがわかっていて、何を恐れることがあるの?

感想

ラノベかなぁと思いながら読んだらかなりおもろかった。ラノベ的な楽しさもあるけど、ビジネス的に面白い。すごい大きな経済を扱っている。ホリエモンの成金を読んでいるイメージだった。きっと世界経済の裏側には本当にこういう組織があるのだろうな。そして、ラノベ的な人生を送りたいと心からそう思いましたとさ。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く