「境界」と「アイデンティティ」

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無境界―自己成長のセラピー論

【あらすじ】(まえがきより)

本書はわれわれが現在の体験をさまざまな部分に分割し、境界を設け、自分自身、他者、あるいは世界からいかにして絶えず疎外されていくかを探求するものである。(中略)
我々の体験におけるこれらの戦い――葛藤、不安、苦しみ、苦悩――は、われわれがどのようにこれらの境界を作り上げるか、また、それに関して何ができるかを探求する。

【目次】(★はおすすめ)

1 序論/私は誰か?
2、一半
3、無境界の領域
4、無境界の自覚
5、無境界の瞬間 ★ 
6、諸境界の成長 ★
7、仮面のレベル/発見のはじまり  ★
8、ケンタウロスのレベル
9、超越的自己 ★
10、究極の意識の状態

【要約】

この本の目的は、「境界」というものに絶えず疎外されている自分に気づくことによって、それからの脱却、そして至高のアイデンティティを得ることとなっています。

そもそもこの世は境界で溢れています。
たとえば言葉であったり感情であったり肉体であったり、様々な形で対象とそれ以外を区別している。

ですが、それらは自己が勝手に作り上げたものに過ぎず、人はそれ(たとえば負の感情)によって自らを苦しませているのです。
しかし、人は意識の階層を徐々に深化させていくことによって、「統一意識」という絶対なる第三者視点を自分の中に得ることが可能となります。

それは境界の認識、そしてそこからの脱却を経て、自分の心身に対する関係性と他のあらゆる対象に対する関係性を等しいものにする、ということです。
つまり、環境の中の全対象を、自分自身を扱うように扱うということです。

これによって人は境界を消滅させることが可能となり、至高のアイデンティティを得ることが出来るのです。

無境界―自己成長のセラピー論

無境界―自己成長のセラピー論

  • 吉福伸逸,ケン・ウィルバー

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