登場人物
タダクニ(CV:入野自由)本作の主人公。存在感が薄い一般的な高校生。
ヒデノリ(CV:杉田智和)普通の高校生。眼鏡キャラのくせにバカ。
ヨシタケ(CV:鈴村健一)普通の高校生。金髪で天性のバカ。
ストーリー
タ:いつも疑問に思うんだけどさ。お前ら放課後になんで俺の家に遊びに来ているんだ
ヒ:近いからだろ。タダクニの家が学校から
タ:そこは多少は気をつかって、友達だからだろとかいえないのかっ
ヒ:タダクニ。
タ:なんだよ。ヒデノリ、妙に神妙な顔して
ヒ:学校から近いから通う……これって流川楓っぽくねえか?
タ:全然理由が違うから!!
ヒ:ほらでも。渋い声とか。かっこいい表情とかも含めればさあ
タ:全体の雰囲気を入れても似てねから! ヒデノリは茶髪眼鏡キャラだろ。
ヒ:でも男子高校生って枠で考えれば
タ:大まか過ぎて、もう誰でも似ていることになるじゃねええええかっ!
それなら俺でも流川に似ていることになるだろ
ヒ:タダクニ――お前。もしかして天才か!
タ:誰でも思いつくことだろ!!!!
もういい加減に帰れよ、二人して帰れよ。ヒデノリもヨシタケも一緒にさ
ヨ:タダクニ。
タ:ヨシタケ。どうしたお前も神妙な顔つきしているな
ヨ:男子高校生で考えれば俺も流川楓になれるとか、お前天才かもしれないぞっ!
タ:こっちも天性のバカだったあああ!
ヨ:さすがアニメでスクエニとサンライズがコラボしただけあって、
流川楓って伏字じゃなく使っているしな
ヒ:スクエニとサンライズのコラボと、それはなんの関係もないから!
お前ら、もう帰れよ!!
ヒ&ヨ:分かったよ。帰ればいいんだろ…(シブシブ)
ヨ:あっ!
ヒ:うん。どうした。ヨシタケ?
ヨ:俺、お腹がすいたな
ヒ:そうだな。お腹が空いたよな。
ヒ&ヨ:じーーーーーーーっ。
タ:そんなもの欲しそうな目をするなよ。なんか出せばいいんだろ。あっ。
ヒ:どうした、タダクニ?
タ:今冷蔵庫の中が空っぽだった
ヨ:ならここは平等にジャンケンだな。
負けたやつがコンビニでなんか食い物を買ってこようぜ
ヒ:ちょっとジャンケンをする前に一つ提案がある。
タ:なんだよ。ヒデノリ。ムダに眼鏡を持ち上げて
ヒ:まあ焦らすな。まだ慌てる時間じゃない
タ:急に思いついたように、スラムダンクネタをからめてくるなっ
ヒ:せっかくなら、負けたやつはコンビニで飯と一緒にあれを買ってこよう
ヨ:あれってもしやあれか!(ゴックン)
ヒ:そうだ――エロ本だよ(キラーン)
タ:ヤバイだろ、それは。しかもこの時間帯は近くのコンビニに女性店員しかいないんだぞっ
ヒ:出さなきゃ負けだよ
タ:ちょっと待っててば! まだ心の準備が……
ヨ:タダクニは小心者だな。勝てばいいんだろ
ヒ:最初はグー
タ&ヒ&ヨ:ジャン・ケン・ポン
タ:俺の負けだああああああああああ!
ヒ:さあ勇者タダクニよ。その大いなる志(エロ本を求め)で
コンビニへと冒険の旅に出るのだ
タ:こんなときだけスクエニっぽくしなくていいよ!
ヨ:勇者とは勇気あるもの。出したりひっこめたりするのは本当の勇気ではない!
タ:スクエニとからめようとしているつもりかもすれないが、
それはダイの大冒険ネタだからな!
ヒ:いいことを教えてやろう。タダクニ。
タ:なんだよ!
ヒ:諦めたらそこで試合終了ですよ。ほっほっほっほ。
タ:安西先生!!! うおーっ。なんだか勇気が湧いてきたぞ!
ヒ&ヨ:さあタダクニ。終了間際の1秒前で渾身の3ポイントシュートを決めてくるだ!
タ:……あああああっ!!!!
ヒ&ヨ:どうしたタダクニ??
タ:俺。まだ高校生だから、エロ本買えないじゃん
解説
男子高校生のよくある日常がだらだらとお送りされています。