なぜ人はキャバクラにはまるのか? キャバクラに学ぶ心理マーケティング

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新装開店「キャバクラ」の心理学―ハマってうれしい魔法の接客術!

キャバクラの心理学

若い女の子を求人雑誌のフロムAで募集するときだって「ホステス募集」より「キャスト募集」のほうが、幅広い層から応募がありそう。

ONE to ONEマーケティングとはマスマーケティングの反対に位置する考え方。マスマーケティングが大量生産商品をたくさんの人に均一の方法で販売することだとすればこのマーケティングは個々の顧客を識別しながら販売。

キャバクラの営業電話ではマスマーケティングは通用しない。誰にでも「淋しかった。今日、会いに来てくれる♥」と言えばいいものではない。

キャバクラでは、お客様とキャストは「恋人関係」ということになっている。キャストは(店内では)お客様のもの。だから「カズミ」ではなく、「カズミさん」と呼ぶ。

キャバクラは顧客認識して相応のサービスを提供するONE to ONE マーケティングのテキストである。

キャバクラは感情に訴えて勘定を支払わせるエモーショナル・マーケティングを実践している。

頭からキャバクラ否定派に理解を求めることは不可能に近い。

キャバクラが癒し産業として成り立つ原点がある。キャバクラへ行けば、あなたの話を一所懸命聞いてくれる女性がいる。

なぜ疑似恋愛と知りつつお客様はお金を使うのだろう。それは人には、自分をほめてくれた相手に行為を抱くという「好意の返報性」があるから。

キャバクラの恋愛は「ゲーム性が高くてコンビニエンス」

いつでも(パンツを)見せてくれる店には希少価値がない。キャバクラは性を売らないという建前を貫いているから、キャストの体に希少価値が高まる。
これがお客様に下心を抱かせるモチべーションになっている。

お客様が自分に何を求めているのかを察して、求めている女性を演じる。とてもオンデマンドな空間がキャバクラ。

良いという一面だけを提示することを「片面提示」良いことと悪いことの両方を提示することを「両面提示」と呼ぶ。

仕事をよく理解しているキャストは、お客様と何度も会おうとする。月に1回来店して4時間滞在するお客様がいるのなら、「滞在時間は1時間でいいから月4回来て欲しい」と頼む。実際の言い回しは「もっとたくさん会いたいの♥」でもなんでもいいが、これならお客様の金銭的な負担は変わらない。人は会う回数が多いほど好感度がアップする。「熟知性の効果」によって、二人の仲は急速に親密になる。

優秀なキャストは優れた心理学者でもある。

21日日にもう一度アブローチしてみる。すると驚くほど高いレスポンスがあるという。

「ちょっと飢餓感を感じさせることと、満足させることは矛盾しない。「ちょっと飢餓感」はお客様が楽しむための仕掛けだから。

お客様は話を聞いてもらったとき「認められている」と実感する。

価格戦略:お客様が払えるぎりぎりの高さで。

求人広告の肝は「水商売」というデメリットをいかに潰し、地方在住者であっても安心して上京させるか。田舎から東京に飛び出してきた子を思い浮かべながら、その子が何を欲しがっているかを考える。

信賞必罰制度は確実に実践されなければ意味がない。

お客様はどこかでキャバクラに通う口実が欲しいと願っている。

さわってくるお客様は最初が肝心。「最初にさわらせると図に乗るから、メッって叱るの。それでもさわってきたらシッ、シッって言うと、たいがい止めるよ」

魔法のキーワード

「うれしい」

「あなただけ特別」
自分は特別なお客様であると認識すれば、多少接客時間が短くても文句を言わなくなる。「自分は特別なのだから特別じゃないお客さんの所へ行ってもいいよ」と振る舞うことができるようになる。

「共通の秘密」

「お願いがあるの」

名言

くれぐれも疑似恋愛、疑似友達、疑似幸福だということを心得て遊ぶべき。キャバクラ遊びを敬遠するのは「無粋」だと思うが、のめり込むのも「粋」ではない。

感想

キャバクラになぜはまるのか、その心理学を知るために読みました。キャバクラって奥が深いなぁと思います。夜のビジネスっていろいろ大変そうだけど、経営したら面白そう。
ちょっと夜遊びがすぎて、金欠気味の人読んでみてはいかがでしょうか?

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