牛丼一杯の儲けは9円!仕入れの厳しい現場の実情

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牛丼一杯の儲けは9円―「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学 (幻冬舎新書)

概要

会社にはつきものである仕入れの厳しい現場の実情を紹介

高級テレビの利益は1台1万円

◆高級テレビ1台30万円の内訳
 ・仕入れ価格:23万円
 ・人件費、光熱費、諸経費:6万円
 ・利益:1万円
 ・安売り合戦のため、薄利状態

◆利益を確保するための仕入れのテクニック
 ・仕入先に他店よりも安くするように激しい交渉
 ・大量に仕入れて単価を安くする。売れない分は闇ルートに流す
 ・仕入先から「販売協賛費」を」いただく(これで営業利益が赤字でも、経常利益が黒字になることも)

仕入れの工夫

◆誤差を利用して利益を生む
 ・1.00±0.1だけで、1.00±0.05を狙って生産しているので、0.95±0.05を注文する
 ・0.05薄いものを注文すれば、5%も安くなる

◆仕入先を知りつくす
 ・過去の購入履歴と比べてみる(担当が変わると値段が上がっていることもある)
 ・類似品の価格と比べてみる(より安いところを探す)

◆仕入れルートを変えてみる
 ・中間業者を抜いて、直接メーカーから購入

◆レンタルできるものはレンタルする
 ・買わなくていいものは買わないほうが安い

商品のことを知らない相手に高く売る罠

・みだしなみや対応をしっかりする
・商品に関する相手の知識レベルを知る
・商品のメリットだけではなく、デメリットを紹介することで、相手の売り手のことを信用に足る人だと思わせる
・大手企業をはじめとする他の客も、同じような仕入れをしていると安心させる
・価格については、「こういうものだ」と言い切る
・交渉の最後では、あえて引いて、相手に考える時間を与える。こちらはどうしても売りたいわけではないと、アピールする
・最後に相手のことを思いやったような発言をして席を立つ

仕入れの「落とし穴」

◆常識外れの仕入れ先
 ・有名ベンチャーだったが、クレームをしにいったら、品質に関して無能だった
 ・クレーム対応で来社してほしいといったら交通費をくださいといってきた営業マン

◆とんでもない身内
 ・小売でいちばん多い万引きは実はアルバイト
 ・中国にものを運ぶと100個が保管中に盗まれて80個になっていることも

◆ASP(Application Service Provider)
 ・月額で少ない額しか引かれないので、ひかれても気づきにくい
 ・解約するものも面倒だからと、いらなくてもずっと契約していることも

◆ハードルの低いもの
 ・チラシの目玉商品にひかれてついでに他の商品を購入
 ・保守・点検(1円で買った製品が点検で数百万かかることも)

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