ランチェスター戦略もびっくり!? 戦う経営者のための社長哲学

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社長が戦わなければ、会社は変わらない

社長よ戦え!

だれもあてになど出来ません。会社を救えるのは経営者しかいない。会社の体質を変え、世界を目指す戦いを、今すぐにでも始めるべきではないでしょうか。経営者が戦わなければ、会社は変わりません。日本企業の経営者が戦ってこそ、日本経済は再生します。私はそう信じて、今日も戦い続けています。

私はヒーローになりたいとは思いません。時代の寵児になりたいとも、会社を何が何でも巨大化させたいとも考えてはおりません。それより、信越化学という会社を本当の意味で成功させたい。

「常在戦場」の心構えがあれば、真に長期的な展望がひらけて、最悪のときに備えることが出来るようになる。

怒ることと冷たいことは違います。むしろ、本当に冷たい人は怒らないもの。例えば、冷たい人は普段は何も言わずに、人事などで突然ひどいことをします。

会社を変えられる人の条件は、会社をどう変えるのかという目標をはっきりと持っていること、そして現状を正確に判断できるということ。

悪い常識を覆すのが社長の仕事。

リーダーは体を張らなければなりません。身を守るつもりでは、改革など出来はしないもの。

不必要な人員が増えれば、一人あたりの生産性は下がります。

安易に新卒を採用しない。

新規事業では、こだわり過ぎては撤退のタイミングを誤るし、こだわりがなければ成功するまでやり遂げることができません。つまり、経営者は、こだわりの質を見極めて、撤退の決断を下す必要がある。

人を安易に雇うということは罪なこと。私は社長になってそう痛感しました。

リーダーに適性がなければ、自分でやったほうが早い。

厳しい経営をしても、人間の奥底のどこかに温かさが必要。

100の力の人に200の仕事を与える
「この人なら大丈夫だ」と判断した人には、その人の能力以上の仕事を与えるようにしています。
人員のムダを省くには少数精鋭にすること。そうなると、どうしても上に立つ人の能力の高さが要求されてきます。能力の高い人をいかに数多く育てるかで、会社は決まってしまうと言っても過言ではありません。能力のある人には、200の仕事を与えて育てるのが一番。

夜の会合やお付き合いのようなパーティーには、原則として出ないようにしています。ただし、昼間のものは出ることがありますし、大事な人に会う場合や、勉強になるトップとの会合など、例外的なものには夜でも出席します。

経営者として企業を運営していくには、いくつもの能力と人格的な要素とが必要。でも、運もまた大事な要素。本当に実績のある人と話していると、その人がよい結果を出せたのは、ひらめきや運をものにしていく力があったからだと思うことがよくあります。

使命感をエネルギーとし、仕事を楽しむ。

緊張していたら絶対に勝てないものです。仕事についてもこれは同じことで、どこかで仕事を楽しめないとエネルギーが出ないし成功できないもの。経営者は激務ですが、これを楽しむ気持ちを持ち続けたい。

仕事そのものも、単に命令でやらされているなどと思うのではなく、それぞれの分野で歴史に残ることをやってやるとか、だれよりもうまく仕上げてやるといった具合に、考え方を変えて挑んでほしい。そうすれば、仕事を成し遂げたときも、行事そのものでも、最高の楽しさを味わうことが出来ます。

名言すぎる

経営者には、病気になる時間さえない。

商品戦略

需要家が熱狂的に商品を欲しがる時期があります。このような熱狂にあるときは、商品が飛ぶように売れて、常に品不足になります。その熱狂に乗せられて、過剰な設備投資などを行ってしまうと、熱狂が冷めてから取り返しのつかないことになる危険があります。

わが社では塩ビやシリコーン樹脂など、すでに市場が成熟しているオールドビジネスに属する事業も大事にしており、オールドビジネスとニュービジネスのいずれにも偏らない事業構成。

製品には凡庸性と特殊性があり凡庸品は最終的には値段の競争になります。特殊品の場合は、オリジナリティが向く、プレミアムが稼げます。つまり、特許があるような技術的に付加価値が高いものは、高く売れる。

これからの日本企業は、中国との人件費競争をしなければいけないような商品ではなく、オリジナリティで勝負すべき。

感想

信越化学工業会長金川千尋さんの本。
徹底したリーダーシップ、トップダウンの経営手法は参考になる。やはりいざというときの判断はトップ次第なのだと、甘えはいけないことに気付かされる。
かなり組織と戦って会社を成長させてきたのだなぁと伺える。勇気を出して改革したいヒト、ぜひ読んでみてください。

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