なぜ、島田紳助は人の心をつかむのがうまいのか?の書評・感想

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なぜ、島田紳助は人の心をつかむのがうまいのか?~「人たらし」の達人に学ぶ、相手の心を手玉にとる心理テクニック~

目次

第一章 あらゆる人をファンにしてしまう紳助流、好かれる技術
会う人すべてをあなたのファンにする方法
あえて甘え上手になってみよう
相手が言いにくいことを代わりに行ってあげよう
<自分の選んだ相手にだけ>愛情を徹底的に注げ
過去の業績を絶対に自慢しない
感動屋は人の心を打つ
自分をもっともっとさらけ出してみよう
人と交わること、それ自体を好きになれ
尊敬できる先輩から色々と学べ
あえて、人に迷惑をかけろ

第二章 自分をもっと評価させるための紳助流・交渉テクニック
知識はなくてもいい、だがあるように見せろ
好かれたい人にだけ、自己アピールせよ
あえてニッチなところからスタートせよ
モテなくても、モテるんじゃないかと思わせるよう振る舞え
自分にコントラストをつけよ
相手が気を使いすぎないように少しだけ奢れ
比喩や譬え話を巧妙に入れろ
清濁併せ呑む作戦を遂行せよ
他人は他人、自分は自分と割り切れ
どんな人にも偏見を持つな
自分自身の記録をとってみよう

第三章 人の心を掴んで離さない紳助流暗示&説得術
毒舌は使うな、ホメ上手になれ
相手を傷つけない紳助流「毒の吐き方」
好かれるために、相手に教えを請え
人に何かしてあげる時には、おまけをつけろ
頼り甲斐のある男になる方法
見苦しい言い訳は絶対にするな!
口裂けだけの人間になるな、あえて義侠心をみせよ
紳助さんに学ぶ、人気ものになる方法
とにかく親切な人間になれ

第四章 いつの間にかお金が溜まっていく紳助流・すごい!仕事術
つねに最悪のことを考えて行動せよ
1番でなくていい、自分にあったポジションを見つけ出せ
得意分野意外の所で勝負するな
濡れ手に粟を期待してはいけない
勝負の土俵から、あえて降りろ
高い見せに行くな、安い店でお酒を飲め
努力せよ、だが結果は気にするな
つまらない仕事を楽しくする方法
神様なんか頼りにするな!

第五章 どんな人も魅力してしまう紳助流・人たらしの法則
みっともなさ、を武器とせよ
不細工に生まれたことを感謝してみる
不安症な性格は欠点でも何でもない
人生設計ノートを作れ
はみ出すことを恐れるな
お金が欲しいことをアピールせよ
すべての生きとし生けるものを愛せよ
目標は絶えず上方修正せよ
子供のような好奇心を持て
素直に負けを認める強さを持ったほうが得をする
苦労をした人間が強くなれる理由

あとがき

感想

本人ではなく第三者が推測や分析をしている本なので、重複やこじつけに感じる所が多く、首を傾げるところがあり、また一般論的な話に落としているところは面白くないです。逆に紳助さんの言葉やエピソードが入ってるところはやはりおもしろいです。

たとえば「尊敬できる先輩から色々と学べ」「自分自身の記録をとってみよう」「好かれるために相手に教えを越え」で語られる紳助さんのこだわりや徹底ぶりは一見の価値ありです。

また、「相手を傷つけない毒の吐き方」で語られている点は興味深いです。「褒め言葉やイジりと、毒舌・悪口は紙一重」であり、それぞれにうまくいくルールがあってそれを守らないと意図した結果が得られない。褒めたつもりで相手を傷つけたり、軽口のつもりが相手に恨まれる要因になる、という指摘はもっともだと思います。

・その場にいない人の悪口は言わない
・自分ばかりが悪口をいうのではなく、相手にも悪口を言ってもらう
・特定の人ばかりをターゲットにしない
・フェアにやる
・言われた相手が笑ってくれないのだとしたら、どれだけうまく言ったつもりでも失敗である

などのルールはtwitterなどをやるときでもきっちり意識したほうがいいでしょう。

全体を通して「言葉より行動」「テクニックより誠実さ・フェアさ」「自分よりできるやつとは争わない」「演じるところと本音で勝負するところを意識する」「計画性が大事」などが強調されていると思います。

漫才というと、私は言葉中心、ネタ重視、競争重視、打ち上げ花火といったイメージを持っていましたが、こういうイメージのことごとく裏を行って成功した所がおもしろいですね。いろいろと問題の多い人という印象でしたが、学ぶべきところからは学びたいと思います。

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