PHP研究所「これからの日本人へ」の出版社まとめ

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これからの日本人へ

本書の概要

いまの国難とどう向き合い、これからをどう生きるか。日本人としての生き方を問い直すために、ぜひ読んでほしい、松下幸之助のメッセージ集。

「3・11」という惨事を後世まで忘れることのないよう、サブタイトルを「自分の生き方を問い直す311のメッセージ」とし、「勇気」や「希望」が湧いてくる松下幸之助の言葉・メッセージを著作・発言の全記録のなかから311項選り抜きました。“経営の神様”が、一人の日本人として伝えたかったことが本書に凝縮されています。

キーメッセージ

今まで国難だ国難だといったときには、立ち上がるべき人が立ち上がった。そして、ともかくも国難に立ち向かってこれを打開したということですね。それでは今度はどうか、今度はそうではないのかというとね、私は今度もそうなると思うのですよ。『憂論』(1975)

決して、次々と起こる困難な状態にひるんではならない。困難であれば困難であるほど、知恵を出してやれば無限に英知というものが湧いてくる。使えば使うほど知恵が湧いてくる。そういうように思いますから、決して心配要らないということを原則として思っておりますけれども、しかし、個々の面には非常に努力しないといかん。個々の面にはかつてないほど勉強しないといかん。『松下幸之助発言集28』(1978)

いくらでも道はあるからな。悪い世の中になったら、これはこれで悪い世の中も面白いという考え方もあるわな。自分はもう自殺しようという人もあれば、こんなに悪いんやったらよくしてやろうと、どれだけよくなるだろうと。よくなる道を考えようと、勇気凛々としてやるという人の、二とおりあるな。それでわしは、あとのほうに入ったんや。『リーダーになる人に知っておいてほしいことⅡ』(1983)

あきらめてしまうことは簡単である。そんなことはいつでもできる。しかしながら、あきらめてしまえば、それで事は終わりである。だから私はあきらめなかった。『人を活かす経営』(1979)

家が貧困であったがために小僧奉公に出されて幼いうちから商人としてのしつけを受け、世の辛酸を多少とも味わうことができた。からだが生来弱かったためにやがて人に頼んで仕事をしてもらうことを覚えた。学歴がなかったためにすべての人につねに教えを乞うことができた。あるいは九死に一生を得たような何度かの経験を通じて、自分の幸運、強運を信ずることができた。そういうふうに、自分の運命をいわば積極的に考え、それを知らず識らず前向きに生かしてきたからこそ一つの道がひらけたのだということも考えられるでしょう。これは私だけでなく、お互い一人ひとりについても同じことがいえるのではないでしょうか。『人間としての成功』(1989)

日本に国運がなかりせば、どんなに国民が努力いたしましても、しょせんはダメだということになろうかと思います。しかし、私は日本の二千数百年のこの伝統を顧みてみますと、いろいろ困難な時代を通ってきておりますが、その過程を静かに観察しますと、日本の国運は不思議に強いものがあるというような感じがするのです。まさにつぶれんとしてつぶれない、不思議に国運は隆盛であるという感じがするのであります。『松下幸之助発言集31』(1968)

日本の国土が国土として変わらないように、日本人の本質というものは決して変わらないと思います。日本人はあくまで日本人なのです。『日本と日本人について』(1982)

すべてのことにおいて、いろいろの姿で刻々に、“覚悟はよいか”と問われているのである。そのことをみずから察知して、自問自答するかしないかは、その人の心がけ一つであろう。――つねに“覚悟はよいか”と問われることを、おたがいに覚悟したいものである。『道をひらく』(1968)

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