様々な英英辞典の活用法!連結検索のストラテジーなど

3029viewssshintar0sshintar0

このエントリーをはてなブックマークに追加
ここまでできる 続・英英辞典活用マニュアル

キーワード

英英辞典を最大限活用する。

PartⅠ 英英活用のバックボーン

英語を使いこなす上で必須の前提
 1.背景知識(言語外知識)
 2.語彙との連結(言語内知識)

※連結について
 ・語彙連結(lexical collocation)
 ・文法的連結(grammatical collocation)
の2つがある。動詞,名詞ともにこの連結を意識しなければならない。 

英英辞典の活用法

○ボトムアップ法:《α引き》・高級英和式
知らない単語を英英辞典で調べる。
(イメージ)
[全体]定義の意味・対応する概念
 ↓
[部分]定義中の意味

☆難解,注意

○トップダウン法:《σ引き》・連結の抽出・身近な事物を英語で説明,定義する練習
既知の単語を英英辞典で調べる。
(イメージ)
[全体]定義の意味・対応する概念
 ↑
[部分]定義中の意味

☆必須の前提(1,2)を有機的に結びつけた学習が可能

PartⅡ 連結検索のストラテジー

○3種の英英辞典
外国人向け学習辞典・本国人向け学習事典,普通辞典

○《英英をトップダウン式定義内検索法》(σ引き)
 1)求める語彙連結が定義に含まれる語を想像する。
 2)英英辞典でその後を調べる。
 3)該当表現が見つかればそれを抽出

 (例)
 1)「コーヒーを出す」
 2)"coffee shop","coffee cup"
3) ~sarve coffee~

 (メリット)
 定義の大まかな理解が容易

○《その他の検索法》掟破りの見出し語定義
 (例)
  bicycle v)ride a bicycle

○まとめ:活用とは検索の別名!

PartⅢ ループ思考と連結抽出法

○ループ思考
英語連結→イメージ→日本語連結→英語連結→…
(例)
use a dictionary→イメージ→「辞書を引く」→use a dictionary→…

○第2の抽出法:リサイクル向け能動&原型
抽出のポイントは
“連結は原型・能動で抜き出せ”
である。取り出した表現を他の場面で使うためにできるかぎり汎用性の高い形で抜き出すことをを意識する。この際注意すべきは
定形・ing形・受動態・関係節
等の変換である。

PartⅣ オリジナル定義〈名詞篇〉

 1)特徴の整理
   ・操作を表す語彙連結
   ・用途を表す語彙連結
 2)オリジナル定義
   ・ループ思考を基に作成
   ・4つの型を意識(下記参照)
 3)英英辞典で参照
   ・用途,操作をに着目
   ・“能動&原型”の抽出
 4)オリジナル定義へのフィードバック

※4つの型
①クラシック型(「XはYなり。」型)
X is Y+[to/for]+〈語彙連結(用途)〉
(例)
A computer is a machine [for]〈storing~〉

②操作主体型
You +〈語彙連結(操作)〉+X+[to/for/if,when]+〈語彙連結(用途)〉
(例)
You〈use〉a computer[for]〈storing~〉

③用途主体型
You +〈語彙連結(用途)〉+ [with/by]+ X
(例)
You〈store,etc…〉[with]a computer~

④主語説明型
X +〈語彙連結(用途・特徴)〉
(例)
A computer〈sotres〉~

○+αコンポ表現
 複数のパーツからできており,そのパーツを入れ替えることにより種々の意味内容を容易に表現できるような形態
(例)
four-legged←→two-legged

PartⅤ オリジナル定義〈動詞・形容詞篇〉

〈動詞〉
定義イメージ:下位語=上位語+修飾
 1)定義したい動詞の内容をパラフレーズ ←ループ思考
 2)オリジナル定義 ←語彙連結・文法的連結
   If/When〈被定義部〉,定義部
 3)英英辞典参照
   ・他動詞,自動詞に注意
   ・目的語の位置(目的語スロット)を捉える (例)give # for good
・(of...)は主語の選択制限
 4)オリジナル定義へのフィードバック

☆COBUILDの文定義を意識!☆

〈形容詞〉
定義イメージ:下位語=上位語+修飾
※上位語には形容詞,前置詞句,分詞,関係詞などを使う
 1)定義したい形容詞の内容をパラフレーズ ←ループ思考
 2)オリジナル定義
   If/When〈被定義部〉,定義部
   ・能動,受動に注意 (例)afraid vs frighten
 3)英英辞典参照
   ・(of...)は主語及び被修飾語の選択制限
 4)オリジナル定義へのフィードバック

感想

前作「英英辞典活用マニュアル」をより深めて具体的な実用方法を提示してくれている。出版は15年近く前だがその内容は全く見劣りしていない。オリジナル定義でアウトプット,英英辞典からのインプットと双方向の学習モデルであるのでかなり実用性は高いのではないだろうか。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く