20代で読んでおきたい成功の教科書の書評・概要まとめ

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20代で読んでおきたい成功の教科書

読みやすく、内容の濃い自己啓発書です。
この本では、偉人や経営者のエピソード、名言などを交え、ポジティブに生きていくための物の見方、考え方が紹介されています。
それがストーリー仕立てになっているので、すっと頭に入ってきます。

例1.アルベルト・アインシュタイン
アルベルト・アインシュタインは、幼い頃、かなりの落ちこぼれでした。
彼は、5歳まで言葉をほとんど話せなかったといいます。
小学校の教師は、彼の両親にこう言ったそうです。
「お子さんは、残念ながら知的な仕事に就けないと思います。将来に備えて、今のうちから手に職をつけることをお勧めします」
彼は高校に進学しましたが、成績が悪く、中退します。
そして、高校を卒業していなくても入れるスイス連邦工科大学チューリッヒ校を受験。初年度は不合格となり、翌年にやっと入学できました。
就職活動では、学校に残って助手になることを希望しました。ところが、うまくいかず、しばらくフリーターのような生活をします。
その後、スイス特許庁に審査官として就職しましたが、申請書類を手際よくさばけず、周囲の評価はさっぱりだったようです。
このようなアインシュタインが、どうして世界中に知られるような偉人になれたのでしょうか?
それは、彼がどんな環境に置かれても、自分の能力を信じ続けられたからです。
「人間は、神様から選ばれて、一人ひとりが大切な役割を与えられて生まれてきているんだ。いつかきっとお前も立派な人間になれるよ」
アインシュタインは、父親から何度もこう言い聞かされて育ちました。だから、どれほど失敗しても自信を失うことなく努力を続けられたのです。
1905年、彼は『特殊相対性理論』に関する論文を書き上げ、発表しました。
当初、無名の特許局職員の書いた論文は、全く評価されませんでした。
しかし、年月が経つとともに注目されるようになり、やがて彼はノーベル賞学者にまで成長していったのです。
「何をやってもうまくいかない」
仮にそういうときがあったとしても、自分を信じる気持ちだけは、失ってはいけません。
アインシュタインは、かなりの落ちこぼれでした。
それでも自分の未来の可能性を信じていたから、前向きに行動できたのです。

例2.スティーブ・ジョブズ
1955年、スティーブ・ジョブズは、未婚の大学院生の子供として生まれ、すぐに養子に出されてしまいます。その後、成長した彼は、アメリカ・オレゴン州のリード大学に進むものの、わずか半年で退学します。
当時はとても貧乏で、コーラの空き瓶を店に返したときにもらえる五セント硬貨を集めて、食費に充てていたそうです。
やがて、ジョブズは、友人のスティーブ・ウォズニアックとともに自宅のガレージでコンピュータを開発、アップル社を創業しました。その成功によって、20代で『フォーチュン』の長者番付に掲載され、一躍世間の注目を浴びます。
しかし、彼の個性的な言動は周囲の反発を買い、ついには会社を追い出されてしまいます。自分が創った会社をクビになり、失業してしまったのです。
「振り返ってみれば、このトラブルこそが人生最良の出来事だった」
ジョブズは、後にそう語っています。
1995年、彼はピクサー社のトップとして、CGアニメーション映画『トイ・ストーリー』を大成功させ、多額の資金を手に入れます。
その後、アップルに復帰。iPod、iPhone、iPadなどヒット商品を連発して、同社を大躍進させました。
彼は、失業を新たなチャンスとして人生を切り開いたのです。
「ピンチは嘆くものでなく、乗り越えるべきもの。そう考える者だけが、チャンスの入り口に立てるのだ」
これは彼スティーブ・ジョブズの言葉です。

このようなエピソードがたくさん掲載されています。
図解がうまく使われていて、それが理解を深めるために役立ちます。

著者は前書きの中でこう言っています。
「今、世の中には、言葉で言い表せないような閉塞感が漂っています。
厚生労働省の調査によると、仕事に対して強い不安、悩み、ストレスなどを抱えている人の割合は、58%にものぼるそうです。
しかし、なかには「こういう厳しい時代こそチャンスだ」と考えて、自分の可能性に挑戦している人もいます。たった一度の人生です。どうせなら、そういう前向きな人になってみたいと思いませんか?」

この本を通じて、不安や閉塞感を跳ね飛ばし、前向きに生きるための自信と勇気がもらえた気がします。
とても良い本でした。おすすめです。

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