スターバックスを中心とした優良企業の優れたストーリー競争戦略

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ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)

戦略とは?

本来は「動画」であるはずの戦略

ビジネスの成功を事後的に論理化しようとしても、理屈で説明できるのは二割程度。理屈では説明がつかない野性の勘が勝負の八割を決める。

しょせんビジネスなのです。戦争でもあるまいし、戦略は『嫌々考える』ものではありません。まずは自分で心底面白いと思える。思わず周囲の人々に話したくなる。戦略とは本来そういうものであるべきです

法則はないけれども、論理はある

顧客がどのように使うのか、どのように喜ぶのかという観点から開発の基本的な方向づけがされていたことが、日本のエレクトロニクス産業が育った本質的な要因

将来はしょせん不確実だけれども、われわれはこの道筋で進んでいこうという明確な意志、これが戦略ストーリーです。

運動会のおにぎりのように、本部では手に入らないローカルな「埋もれた情報」を活かした発注が可能になります。このような強みが、他社を上回るセブン・イレブンの日販額を支えている

「終わりから考える」ことが大切です。どんな戦略ストーリーでも、エンディングは決まっています。

戦略ストーリーをつくるときには、失敗を避けようとしてはいけません。未来が定義からして不確実である以上、失敗は避けられません。避けられないものを避けようとすると、その時点で立ち止まってしまい前に進めなくなります。唯一可能な手は試行錯誤を重ね、ストーリーを修正していくという実験的アプローチです。

コンセプトを構想するためには、『誰をどのように喜ばせるか』をはっきりイメージしなくてはなりません。そこでは『誰に嫌われるか』という視点が大切です。『誰からも愛される』というのは『誰からも愛されない』と同じです。

テンプレートの戦略論は戦略の本質にことごとく逆行

自分が確かにストーリーの登場人物の一人であることがわかれば、その気になります。こうしてビジネスは総力戦になる

スターバックス

「第三の場所」を維持するために、スターバックスは忙しい人々にあえて嫌われようとしている

全員に愛される必要はない。この覚情がコンセプトを考えるうえでの大原則です。誰に嫌われるべきかをはっきりさせる

スターバックスはプレミアム立地に集中して出店するという戦略をとりました。

「非プレミアム立地」に進出したのは、日本に参入後、数年経ってからのことです

スターバックスの戦略ストーリー

直営方式【クリティカル・コア(キラーパス)】
→店舗の雰囲気、出店と立地、スタッフ、メニュー【構成要素(パス)】
→第三の場所【コンセプト】
→WTPの増大【競争優位(シュート)】
→長期利益【ゴール】

アスクル

アスクルのコンセプトは、小規模事業所の消耗品の補充の最前線にいる人々の状況や気持ちゃ行動を見据え、彼らが絶対に喜ぶだろうという価値を構想した

感想

戦略という堅苦しいイメージを取っ払い、絵として、ストーリーとしてのワクワクする戦略を知ることができた。
具体例も頻繁に用いており、非常に頭に入りやすい。
個人的にかなりおすすめです!

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