雷撃☆SSガールの展開・感想

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雷撃☆SSガール (講談社BOX)

物語の展開

 零細ダイレクトメール会社を経営する朝倉陣は、恋人に振られた日にキャバクラですごい美人に出会う。その女性、水ノ瀬凜は、傍若無人な振る舞いでとても客商売の人間とは思えなかったのだが、翌日会社にやって来たリンは、画期的なダイレクトメールのビジネスモデルをジンに提案する。
 一回しか会ったことがない社長から5億円を引っ張ってきたり、ヤクザに追い込まれている出版社を救済したり、どんどんビジネスの規模を拡大していくリンにはやりたいことがあった。それは世界征服!現在の破綻することが確実な世界の仕組みに変わって、出来るだけみんなに優しい世界を作るのだという。
 初めて会った人は見た目も含めて誰も信用しないのだが、その深い技術的知識と大胆な決断力を見せつけられれば、誰もが彼女に心酔するようになる。そしてついには、世界を経済的に支配する大財閥ブラフォードの当主が彼女の前に立ちふさがるのだった。

感想

 現代の主戦場である資本主義の舞台で、誰よりも現実的な手段で、誰よりも理想的な世界を目指す女性と、彼女に振り回されながら世界の真実を目にしていく青年の経済活動をライトに描いた作品。多分、学生よりもビジネスマンの方が楽しめる。
 誰かが儲かっているからには誰かが損をしているのは確実。そして、損をしている人が努力をしていないわけではない。悲しいくらいの現実を見せ付けてくれる、エンターテインメント作品だと思う。

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