反戦の想いをこめた問題作!ジョニーは戦場へ行ったの書評・感想

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ジョニーは戦場へ行った (角川文庫)

感想

もし,ジョニーの状態になったら,

死んだ方がマシなのかを考えました.

その答えは結局出せませんでしたが,

人間の尊厳のほとんどを失ったジョニーが

最後に望んだことを考えると,

自ずと答えへの道を想像することができる気がします.

"他人とのコミュニケーション"と

"個人を規定するための自立"

それが人間の根本欲求であることを気づかせてくれた名作です.

ただ,訳のせいなのか,

わかりにくい表現が描写が多かったのが残念です.

この作品は映画の方が有名なので,

そちらも見てみたいですね.

読書メモ

彼は未だ考える心を持った死者だ。

死者が知り、考えることの出来ない解答をすべて知り尽くしていた。

背表紙の内容要約

戦場で砲弾にあたり、

目、鼻、口、耳をそぎとられ、

両脚、両腕まで切断された青年ジョニーが

過去から現在、現在から未来へとめぐらす想念…。

発禁にあいながら反戦の想いをこめて版を重ねた問題作。

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