衝撃へと投げやる異色のSF長編!第四間氷期の書評・感想

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第四間氷期 (新潮文庫)

感想

安部公房は天才だと思います.

『砂の女』や『箱男』といった

人間の奥深くの構造を抉るような小説を数々発表していますが,

あまり評価されていないのが,非常に残念です.

今回の作品は他の作品に比べてかなり読みやすいと思います.

地上に住めないなら,

残った場所はここしかありません.

コンピューターによる未来予想など,

SFが大好きな人は必ず楽しめると思います.

背表紙の内容要約

現在にとって未来とは何か?

文明の行きつく先にあらわれる未来は天国か地獄か?

万能の電子頭脳に

平凡な中年男の未来を予言させようとしたことに

端を発して事態は急転直下、

つぎつぎと意外な方向へ展開してゆき、

やがて機械は人類の苛酷な未来を語りだすのであった…。

薔薇色の未来を盲信して現在に安住しているものを痛烈に告発し、

衝撃へと投げやる異色のSF長編。

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