この国の「空気」に戦いを挑んだひとりの男の子と、彼を見守った女の子のたった11日間の物語「東のエデン」

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小説 東のエデン (ダ・ヴィンチブックス)

ストーリー

この国の”空気”に戦いを挑んだひとりの男の子と、彼を見守った女の子のたった11日間の物語

あらすじ

2010年。日本は11発のミサイル攻撃を受けた。奇跡的に誰も犠牲者を出さずに――。


その頃、大学4年の森美咲はサークル《東のエデン》のメンバーとともにの仲間達とアメリカに卒業旅行に行く。

途中で単独でホワイトハウスに向かうのだが、そこでトラブルに巻き込まれる。

そのとき颯爽と助けに現れる。片手に拳銃、片手に携帯電話を持った裸の男が。

男の機転でトラブルを回避した二人。

助けてもらったお礼に森美咲は裸の男に服を貸すが、パスポートも一緒に渡してしまう。


男は自分の記憶がない。持っていた携帯電話をヒントに自分の家を探し、辿りつくと武器が散乱している。

家でパスポートを見つけるが、何枚も違う名前の入った複数のパスポートがでてくる。その中で気に入った『滝沢朗』と名乗ることにする。

滝沢朗はこのままここにいたらテロリストとして逮捕されると思い、パスポートを取り戻しにきた森美咲と一緒に日本へ帰国する。

帰国後、滝沢朗は記憶探しをすることになる。自分がセレソンゲームという名のゲームに強制参加させられていることも知らずに……。

ポイント

東のエデン:森美咲らの所属する大学サークル。画期的な「画像検索エンジン」を開発し、起業するはずが学内のトラブルでご破算になった

セレソン:「この国(日本)を正しき方向へ導く」義務を負った12人の人間のこと。滝沢朗はセレソンの一人でNo.9

セレソンゲーム:セレソンに選ばれた12人で争うゲーム全体の名称

サポーター:義務を怠ったセレソンに罰を与えるもの

ノブレス携帯:セレソンたちに支給された携帯電話。ゲーム開始時には電子マネーで100億円がチャージされている

JUIZ:ノブレス携帯で応対する優秀なコンシェルジュ

Mr.OUTSIDE:セレソンゲームの主催者

二万人ニート失踪事件:物語の始まる少し前、日本国内でニート約二万人が消息不明となった事件。記憶をなくす前の滝沢も一枚噛んでいるようである。

迂闊な月曜日:2010年11月22日 月曜日に発生した、ミサイル同時多発落下事件の通称。当時の総理が迂闊だったと発言したことを受けたことでついた。

感想

序盤は主人公である滝沢朗の記憶がないので、謎だらけですが記憶をなぞるうちに徐々に背景が明らかになっていきます。
そして物語が終盤にさしかかるにつれて、急に謎が一気に解明さていき息を呑むように引き込まれます。

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