概要
「本来の人生は「修行」のために設定されているものではありません。『人生は楽しむもの』」
心学研究家、コンセプター、デザイナーである著者は上記のように語ります。
本書では、人生を楽しむための30法則をまとめられています。
以下、印象に残った箇所を抜粋して紹介します。
幸せ
◆幸せという名の現象は存在しない。「私」がそう思ったときに初めて誕生します
・これが理解できた人は、無限の幸せを手にすることができる
◆何が正しいのか問いかけるよりも「私」がどう生きるかだけ考えて生きるほうが楽しい
・そのほうが、周りの人間関係も社会の約束事も、スムーズに流れていきます
笑顔
◆笑顔を投げかける
・世の中には伝染しやすいものが3つあります。一つ目があくび。二つ目が不機嫌。三つ目が笑顔。
・家族に笑顔を向けて、温かさを投げていくと、それを見ている家族もだんだん笑顔になる
使う言葉
◆肯定的な言葉を使う
・その人が日常口にしている言葉が好きなのだ、と認識されてその通りに動くようになっている。それが宇宙の法則です
・「嬉しい、楽しい、幸せ、大好き、愛している、ありがとう、ついている」とくり返し言えば、その通りになる
甘える
◆甘え合って生きていい
・人間社会というのは、人の間で生きているのだから、甘え合って生きていい
・できることは自分でやりなさい、ではなくて、まわりの人ができることはまわりにやってもらう
・「俺がやらなくて誰がやるんだ」とよく言います。自分がやらなくても誰かがやってくれる
感謝
◆感謝を使いこなす
・地球上に何億種類という生物がいる中で「感謝」という概念を使いこなすことができる生物が人間
・ヒトが感謝をした瞬間に「ヒト+感謝=人間」
・感謝は義務ではなく、権利。その権利を使いこなしていったほうが楽しい
仲間
◆本当の幸せは、良き仲間に囲まれ生きること
・自己達成ではなく、人の間で生きていて、その人たちは皆温かくて、愛情に満ちている、そういう人に囲まれていること
・良き仲間とは、同じ方向を向いていて、同じ価値観で生きている人。同じ話題を笑顔で話せる人
・競争したり、競ったり比べあったりするのではなく、良き仲間、同じ価値観を持っている仲間に囲まれて生きていく