社員のためにはお客様のためにつながる!ケーズデンキの 「がんばらない経営」

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すべては社員のために 「がんばらない経営」

本書について

ケーズホールディングス会長兼CEO 加藤氏の著作

残業もノルマもない働きやすい職場を作り、離職率は業界平均の3分の1。

社員の財産を増やすためにIR活動まで行い、
自社株配当年1600万円・時価換算10億円社員も登場! 

これほどまでに社員を大切にする企業風土を作り、その社員の支えで
創業64期増収(減益は2回だけ)という長期安定成長を続けている
「がんばらない経営」とは?(参考:かんき出版)

「がんばらない経営」とは?

▶ 人を幸せにするために「商売」はあるという考えを基にした経営方針
・社員、取引先、お客様、株主…つながりのあるすべての人を
 幸せにするために「商売」はある。
・この気持がぶれないように「終のない駅伝競走」をひたすら続けていきたい。

▶ 「がんばらない」ことを経営理念にしている
・「がんばらない経営」とは、「無駄なことはやらず、やるべきことをはっきり徹底する」

▶ 経営哲学が凝縮されている「社是」
・我々は今日一日を、感謝の気持ちで働きましょう
・我々は今日一日を、健康で楽しく働きましょう
・我々は今日一日を、親切と愛情を以って働きましょう
・我々は今日一日を、電気専門店の誇りを以って働きましょう
・我々は今日一日を、生産性の向上に努力しましょう
※ 普通の会社では最初に来る「生産性の向上」が最後になっていることが特徴

▶ 「がんばらない経営」ケーズデンキの物の見方
・今だけよくても仕方がない。長い目でみるとそれはどうなるか。
・それは、お客様の立場から見たらどうなのか。
・それは、社員の立場から見たらどうなのか。

▶ 無欲が成功への一番の近道

▶ ケーズデンキの商号由来
・Keep! Super Price = 新製品を超安値で提供し続ける
・Keep! Super Service = アフターサービスでも日本一をめざす
・Keep! Super Quality = 品質の高い商品だけを提供しつづける

ケーズデンキが行っていること

▶ 長時間労働やノルマを、社員に課したりしない
・週休二日制と定時退社は当たり前
・ノルマを課すと、販売員は、お客様が必要としている商品でなく、
 売りやすい商品、利益が取れる商品を売りつけようとする
・ノルマを達成しようという焦りから、親身になった対応ができなくなり、
 理念に反してしまう。
・世の中は、管理を徹底しないと社員は動かないという思い込みがあるようだが、
 ケーズデンキではのびのびしてもらって、自分から進んで働いてもらおうという逆の考え

▶ 保証制度に保証書は必要ない
・「あんしんパスポート」を発行して、自動的に長期無料保証を受けられるようにしている

▶ 「お客様がいなくても、接客係は接客以外のことはしなくていい」
・人間は持ち場以外のことで動くと、肝心な接客がおろそかになる

▶ 迷ったら損をする道を選ぶ
・判断の基準は「長い目でみたらどうか」

▶ ポイント制の導入をしない
・ポイント制は店が設けてお客様が損をする
・販売のテクニックはカンフル剤と同じで、時には副作用をもたらす可能性がある
・ポイントカードの導入は、お客様を縛ることにつながる。
 お客様は、もっと自由であるべき。

▶ 「三位一体の方針」
・三位一体とは、「社員→取引先→お客様」の潤に大切にしようということ
・社員が会社から大切にされていると感じることができて始めて、気持よく対応できる

▶ お客様にとっての「一番」を増やす
・道路から入りやすいレイアウト、駐車をしやすい駐車場作り
・店舗の構造は、基本的にワンフロア

▶ 自社競合もあえて選択する
・自社競合になる出店こそ、ローコストにつながる
・密度が濃くなっていくので、チラシ配布などの販促コストが下がる

▶ お客様を考えているから家電製品以外は扱わない
・扱う分野を広げていくと、力が分散してしまう上に、培ってきた長所がなくなってしまう
・いつも最大の力を出すために、家電専門でやっていく

▶ すごい人材を育てるよりチームワークを高める
・どの販売も接客が素晴らしければ、販売員を特定する必要はなくなる
・出来る人を増やすよりも、出来ない人を少なくしていく

▶ 社員がダメなのではなく上司がおかしい
・部下を守り、部下が働きやすい環境を作る
・役職について急にいばりだす人は、だいたい実力がない

▶ 店長が2倍働いても生産性は上がらない
・店長が2倍働いても社員50人が51人にしかならないが、
 部下がやる気になってくれたら55人や60人になる

感想

ただ「売り上げがあがればよい」と考えるのではなく、
「お客様に満足してもらうこと」を第一に考える。

それこそが、長期間に渡って成長し続ける秘訣である。

そして、そのために必要なことが「すべては社員のために」と考えること。
社員が満足して、始めてお客様を満足させることができる。

こういった「経営」において、非常に大事な姿勢が伝わってきました。
経営者や起業を志している人にオススメしたいです。

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