著者谷口輝世子によるまとめ!子どもがひとりで遊べない国、アメリカの内容紹介!

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子どもがひとりで遊べない国、アメリカ―安全・安心パニック時代のアメリカ子育て事情

はじめに

 私がこの本を書き始めたきっかけは、小学生になった子どもたちが始終、親の付き添いを必要とすることへの疑問でした。

 確かに米国は日本に比べて殺人や誘拐の犯罪は多いので、子どもに付き添わなければならないという理論や風潮は理解できます。

 しかし、中流層が多く住む地域に暮らす私にとっては「危なさ」を感じたことがなかったのです。

ポイント

・ポイント1
 米国の殺人数は、日本よりも多いのです。
 

 しかし、犯罪に関するデータを調べてみると、小学生は最も殺人事件の被害者になる数が少ない年代だということが分かりました。

 また行方不明者と深刻な誘拐の区別なく「子どもが消える」という声が一般化していることも分かりました。

人を信じない不信社会、監視社会が、始終子どもに付き添う生活を要求してくるのではないかと考えました。

・ポイント2
 米国の特徴として事故や事件があれば、すぐに訴訟につながることも、子どもだけの遊びを難しくしています。車社会であることが、家族の暮らしや子どもの遊びに大きく影響しています。

・ポイント3

 子どもを子どもだけの状態にすることは、場合によっては育児放棄とみなされることがあります。小学生の子どもが1時間の留守番をすることは育児放棄にあたるのか?

 子どもだけで留守番させたり、子どもだけで遊ばせることは、警察に通報されなければいけないことなのか。

 親の付き添いを必要とするために、親子だけで閉じてしまっていないか。それが虐待につながっていることはないだろうか。

 育児放棄を防止するためのメッセージが本当に必要な人には届かず、中流層の親たちが過剰反応しているのではないかなど、格差社会とあわせて考えています。

・ポイント4

 12才以下の子どもに付き添いを必要とする社会のなかで、子どもに少しでも自由な遊びや、自分で判断する力をつけさせるにはどのようにしたらよいのか、私自身の工夫と実践をつづっています。

感想

 子どもをお持ちでない読者の方にも米国の中流層の暮らしを理解していただくには最適の本だと考えております。
 また、日本で子どもに関わっていらっしゃる読者のみなさんには、子どもだけで行動できるという前提で防犯対策や交通安全対策をすすめていただきたいと願っております。
 子どもたちが子どもであっても自分の力を発揮して生活できることを実感して欲しいとも願っています。

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