依存症ビジネスを軸に行動嗜癖を紐解いていく一冊

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僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた

日常の動作は九〇%以上が無意識による、そんな人もいる。
そんな恐ろしい言葉を聞いて手にとった一冊。

ほとんどがその脅威についての強調を語ることに割かれている。いわば人々を依存させるメカニズム図鑑。
特に現代の生活に溶け込んでいる「人生を狂わせる悪女」のようなコンテンツに対して警鐘を鳴らしてくれるので、新年こそは自分のために時間を使うぞ!と思っている人にピッタリの本。
特に驚いたのは「運動依存」fitbitは私も愛用しているが、それが疲労骨折など、所謂運動のし過ぎにつながってしまった。それこそ行動嗜癖だという。その部分を呼んで『私はそれに抵抗できなく』なってページをめくる手が止まらなかった。
数々の事例を上げてそのメカニズムを説明。そして、その対策、人を依存させることへの倫理等に繋がっていく。正にタイトル通りの本で習慣、行動嗜癖、依存について対策、あるいは正しい利用方法を学ぶことができる。
実体験と当てはめて読むとわかりやすいだろう。一年に一度くらい読み返してみよう。自分の行動を正すきっかけになるだろう。
 ゲームに関して言及していることが多いので二〇代、三〇代は特に理解が早いのではないだろうか。
 某有名ゲームF○Oやデ○マスにいくら課金した?そんな事聞かれたくない。だが、これからもその連鎖を断ち切らずに行けばいずれ待つのは……

夢を諦めて無意識に時間をつぎ込むのか、この本を読んで夢を叶えるのか。
選ぶのはあなたの選択次第です。

以下メモ
依存対象を欲しがる人は、対象を望んでいない可能性も大きい。
目標設定はある意味諸刃の剣だ。目標を達成してしまった後の虚無感に並大抵の人間は耐えられない。→拠り所にするのではなく、長期的に見て幸せになる確率を上げる行動を日常的に行うための指標と考えることだ。
行動からフィードバックの時間が短いほうが○
何も教えられていない感覚の中でユーザーに教育を施そう。
人気になるものを作るのではなく、好きなものを作り続ける。
仕組まれたビギナーズラック→成功体験に依存するなかれ 陽炎を負い続けても枯れ果てるだけだ
良いゲームとは、新しく見えて既存のゲームシステムの上で機能するゲームだ
テトリスは自分の失敗を正すメカニズムもある
最近接発達領域 やれなくもないんだけどちょっと難しい目標設定
区切りをつけさせるな→音楽、場面 を変えてやらなければ その人は永遠にゲームをやり続けるだろう。体力の続く限り。
停止規則 その人が行動をやめるきっかけ
自分に必要な額を稼ぐ、という停止規則が壊れている人は過労死
選択を避けさせることにより、選択させている。
集団帰属確認欲求 みんなといっしょだ
最適相違 みんなと少しだけ違う。たまに。だが、ほとんどいっしょ
依存ゲームの3つの特徴 ①没入感②達成感③社会的要素
スワイプは世界を改変する力。いわば神の指だ。その対策としては転移学習を行うべき。視聴などの受動的な利用は避けるべき。能動的な使い方をしよう。
テレビで能動的になれないなら捨ててしまえ(私談)
嫌悪治療 辞めたい癖と罰を結びつける ネガティブ回避欲求を利用する
記録には数字が大切だ。だが、執着をなくすには数字を表示するな FB Twitter インスタ
計画錯誤 今日は時間がないから明日やろう=明日は十二分に時間があると錯覚する。
大抵の場合は今日と同じかそれ以下だ。それが休日だろうが平日だろうが
内発的報酬を大切に
ゲーミフィケーションには ポイント バッジ リーダーボードを活かそう

感想

きっとあなたの周りにも、依存してしまっている人がいる。
例えば、タバコ、酒、セックス、テレビ、むしろ依存、行動嗜好で一日が終わっていそうな人もいる。
その中に、自分は含まれていない。そう思った方はご用心。ぜひご一読くださいませ。
「ピクルスになった脳は、二度とキュウリに戻りません」キャッシュ氏
知らないものは見えていなのと同じなのです。

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