葉隠に学ぶ! 会社経営の真髄

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[抄訳]葉隠

歴史が教えてくれる会社経営の真髄

長所をぶつけ合わせると組織力は増す
→人の短所を直すには自分の欠点を自ら指摘して、それについて相手の意見を求めるという、やや手の込んだアプローチも。

好かれぬ人間には天罰がくだる
→卑屈にならないほどに謙譲の精神をもって人付き合いをして、人には好かれよ

下の者と懇意に付き合う
→「禍は必ず下より起こるものであるから、人を使ふには下の者を大切にしなければなりませぬ」

ノーからイエスへの自己革命を
→世間の人は欠点だらけだ、と初めから決め込んでおく。

飽きられぬ人付き合いの工夫
→人付き合いとは、飽きる心が相手に芽生えないようにすること。
→訪問は帰るタイミングが重要

「今」の「心」を大切にする
→今この時この瞬間の一念のほかには何も無いのである。この一念と一念とが積み重なって、一生が成っているのだ。このことに気づけば、何もあくせくすることもなく、何も求めることもない。この一念を大切にして暮らすまでのことである。

人への意見は自分本位では駄目
→人に意見をする際には、まず、その人に今それを聞き入れる耳があるかどうかを見きわめることが大切

組織のために説得する努力
→のどが渇いているときに水を飲むかのように、聞き入れさせて、それによって欠点を直るようにする

「清さ流れに魚棲まず」のリーダー論
→魚は藻など、わが姿を隠すものがあってこそ、その陰に棲み成長するものだ。それと同じように、組織の長たる者は、少々のことは見のがし聞きのがさないと、下の者は育たないのである。

トップの気性に応じた勤務のしかた
→藩主の気性に応じて柔軟に仕えることが大事

身内の者に秘密情報を洩らさない
→悪い評判というものは、内輪のものの口から出るものだ。身内の者にこそ言葉を慎むべき。
→えてして身内の者に「ここだけの話だから」といって、上の者にまつわる悪しき秘密情報を洩らしたがるものだが、たちまちにしてそれは広まって、組織そのものを窮地に立たせるはめにおちいらせることになる

「超越人間」の謙虚さに学べ
→実るほど頭の下がる稲穂かな
→指揮権が高まるほど、人柄、態度が謙虚になるもの

組織はミドルの力に左右される
→部下の短所だけをあげつらい、長所を顧みないミドルは、部下のモチベーションを低めるばわりで、それは組織全体の活性化を損なうことになる。組織は中堅の力量に左右される

最下級の部下のトラブルは大目に見よ
→下級の者の悪事を見聞きして上に報告すると、悪事が絶えることなく、かえって逆効果になるものである。

本道以外のことにのめこむ危険性
→奉公のために諸行に触れることは悪くないが、芸能の魅力にのめりこんで本分を失う危険性に警鐘を鳴らしている

「仕事は今日一日限りのもの」と思う徳
→奉公は今日一日するものと思ってさえいれば、どのような仕事を与えられても、耐えることができるのではないか。翌日もまた、一日の奉公なのである。

理想を高く持てば疲れない
→中途半端な目漂、自分の現時点での能力に見合う理想では、モチベーションが高まるはずがない

後継者のための深謀遠慮
→隠居する前に自ら理不尽の振る舞いを見せれば、嫡子に家を譲るとき、家来たちは早々と次期当主と仰ぐこととなる

感想

葉隠を現代に調整したバージョン。いきなり葉隠に入るより、こうゆう軽いバージョンが入ったほうがすんなり入るのでは!?(ドラッカーとか特にそうですよね!?)

古典だけど、人間の本質は今に通じるものがある。やはり人との関係が人間活動の本質だから。
武士道もビジネスも同じ。そう思うとやはり人間は面白いものです。

歴史を通じてビジネスに当てはめてみたいヒトにおすすめ。

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