投資なんてするもんじゃない!なぜ投資のプロはサルに負けるのか?

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なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方

感想

シニカルで説得力のある文章が非常にいいです.

経済的な知識が乏しい自分でも,

スラスラと読めました.

最終的な結論が,

「投資なんてするもんじゃない」

という所が面白いです

メモ

投資とは、非常に偶然の要素が強いゲームである。

コイン投げを投資と考えると、

過去のコインの表裏のパターンから、

将来を予測するのがテクニカル分析

コインを投げる人の経歴や

コインの材質から表裏のパターンを予測するのが

ファンダメンタル分析

高度なファイナンス理論でも、

一ヶ月後の10万より、きょうの10万のほうが価値が高い。

なぜなら利子があるから

という原理の上に成り立っている.

勉強とは本来、自分自身の利益のためにするもの。

投資とは詰まるところ、

リスクの形と期待リターンを考えて、

意思決定するプロセスである

競馬の期待リターンは-25%

宝くじは-50%

投資の場合、期待リターンがマイナスのものには、

絶対手を出してはいけない。

株式投資は多数のプロが参加しているため、

初心者は勝てないと言われるが、それは大きな間違い。

プロが壮絶な競争をしているから、

リスクにたいして適切なリスクプレミアムが乗って、

ちょうどいい期待リターンになる。

だから安心して素人が参加できるし、

その結果プロと素人の成績が変わらなくなる。

国債の利回りを1%とすると、

株式市場の期待リターンは、5%ぐらいになる。

ただ、手数料とかが3%とかだと、すぐに消し飛ぶ

ファイナンスでは金利が根源的な変数になる

お金がある時に、お金を借りることほど馬鹿なことはない

金利というのは、

今日のお金の価値と将来のお金の価値を結びつける定数である

DCFモデル(ディスカウンテッド キャッシュフロー モデル)

金利と年数で金融商品の、適性な価格を計算すること、

年間家賃を20倍すると、おおよその不動産価格がもとめられる

理論上は、あらゆる資産の価値がDCFモデルで計算できる。

すべての資産の価値は将来のキャッシュフローの総額を

ディスカウントレートで割り引いたもの

しかし、たくさんあるパラメータが推定できない

神の見えざる手:

人々が自らの利益のために自由な市場の中で競争すれば、

結果的に社会全体が豊かになっていく。by アダムスミス

なぜ、ヘッジファンドの利益の平均が

一般人のそれより低くなるかというと、

ヘッジファンドの人の給料が高いから

現在の市場は、

多数のプロの投資家によって市場の効率性が十分確保されているので、

プロも素人もほとんど同じである。

現代ポートフォリオ理論によれば、

もっとも効率的な投資法というのは、

インデックスファンドをなるべく安い手数料と運用報酬で購入して、

あとは何もしないで寝ていること

販売手数料と信託報酬、その他のコストが

なるべく安いインデックスファンドを買って、

あとは投資したことは忘れて、

自分の本業に打ちこんでお金を稼ぐのが一番

資産運用がうまくいくかどうかは、

アセットアロケーションにかかっている。

(現金や、株式、債券や不動産など資金を

どのように配分するかどうかを決めること)

外国株 日本株 外国国債に85:15:50でアセットアロケーションする

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