石垣りん詩集

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永遠の詩05 石垣りん [kindle版]

詩人や作家は、エリートや裕福な家に生まれた者が多い。石垣りんは、裕福な家に生まれたものの、わずか14歳で銀行員に就職する。給料など高待遇であったが、青春時代真っ最中で、父と義母、弟など家族を支える身となった。
太平洋戦争もあり、暗い時代を生き延びた戦後も、一人で家族を支えなければならない状況は、50歳で一人暮らしをするまで変わらなかった。

現在でも、女性が大人数の家族や家庭を支えら例は珍しい。そのような苦難の中でも必死に生きていこうという意思が、詩の中でも分かる。以前、林芙美子の小説を読んだ時にも同じような感じであった。林芙美子も苦労人である。

現在、辛いことや苦しいことがある方は、この詩を読んでみてはいかがであろうか。
人間は、生きていくためには、強い意思が必要だ。それを放棄するのなら、怠惰な生活や安楽な道を選ぶことになる。しかし、そのような道は、決して明るい未来ではない。

この詩は、そのような時にこそ、心に染みる。男女問わず、一度は読んでみたい詩。

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