今がチャンスと錯覚させる

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やってはいけない不動産投資 (朝日新書)

業者の手口に学ぶ「不動産投資4か条」

①自分の目と足で見極めろ

 第一に、「家賃保証」は決してあてにしてはいけない。
 空室になっても家賃が保証される、というセールストークはたしかに聞こえがいい。リスクががくがるかのうような錯覚を与え、安心感をもたらし、すがりたくなる気持ちが湧くのはわかる。
 しかし、いくら契約書をもっともらしく交わしたところで、約束が破られるときはあっさりと破り捨てられ、その後はなんの保証も受けられない。空室になって家賃が入らなくなるリスクが、投資ぐっけんにはつきものだ。それと同じように、業者の「家賃保証」にも、業者の勝手な都合で家賃が踏み倒されたり家賃の減額を迫られたりするリスクが必ず潜んでいる。
 そもそもなぜ、業者が空室時の家賃を保証しようとするのかを考えてみるといい。親切心、のずがない。保証がなければ売れないようなシロモノだからだ。
 勧誘時に不動産会社が空室の家賃を保証するとうたうときは、その保証を優に上回る「儲け」が購入価格に組み込まれている場合が多い。家賃を保証するためのお金をあらかじめ自分で支払わされているようなもので、価格はその分だけ割高となる。価格はまだ下がる余地はあるし、家賃保証がないと買いたくないような物件なら、手を出さないほうが賢明だ。
 家賃保証がなくても、空室にはなりにくい収益性が見込める物件であることを、自分の目と足で見極めることが、不動産投資を始める最低限の条件だ。忙しくてそれができないというなら、投資をあきらめるか、あるいは宝くじでも買うくらいの腹積もりでやるしかない。
 二度目、三度目の投資で慣れてきたときに、気を緩めるのも禁物だ。

②コストとリスクを全部洗い出せ

 第二に、業者が示した「利回り」もあてにしてはいけない。

③迷ったら必ず引き返せ

 第三に、業者の言うことをうのみにしないことだ。

④身の丈にあった投資をせよ

 最後に身の丈にあった投資にとどめることだ。

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