ハイスコアガールの押切蓮介が描く、いじめの再頂点

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ミスミソウ 完全版(上) (アクションコミックス)

過疎化が進み、廃校となる学校での最後の学年に転校してきた春花が、イジメの標的になる。

ある日、上履きで帰宅中のところを、植物を撮影している同級生と出会い
「今は草だけど、冬になって雪が積もったら、雪を割り出して小さな花が咲く」と教えられる。

一方で、学校でのイジメは悪化し、ついには自宅を放火されるまでに至り…

そこから、復讐へと春花の道は進んでいく。

感想

とにかく、表情の描写がすごいです。
イジメ、復讐、どちらもすさまじい攻防を繰り広げ、見ていてホラーか?と思うところもありますが、
友達よりも家族を選ぶのか、クラスメイトへの憧れからくる嫉妬、自分なら守れるという、儚い思い等、思春期の感情がつめこまれた作品です。

ここまでしなくても良いのに、とは思いますが、昨今のイジメ問題を考えれば、いずれは、犯罪をも引き起こしてしまうのではないかというメッセージが詰まっています。

個人的には、カバー裏の上巻の涙をこらえた主人公と、下巻の涙が溢れている主人公の違いが、
超えられない一線を超えてしまった主人公の気持ちと、もう後戻りができない気持ちが詰まっていると感じました。

漫画なので、描写は迫力がありますが、比較的読みやすいものでした。

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