副題はオーバー!!! だけど中身は好印象

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世界一深い100のQ いかなる状況でも本質をつかむ思考力養成講座

あらすじ

様々な視点の問、100題に対して、各問の専門家・研究者たちが回答してくれている本です。

感想

空想科学読本なんていう茶目っ気のある本がありますが、その中で、ドラえもんに出てくる"タケコプター"は空を飛べる道具として現実世界で機能するのか? といった問が書かれていました。小学生の子たちが興味を掻き立てられるようなキャッチーな問に、科学的根拠が述べられている本でした。

一方でこの本では、現実的あるいは科学的な問に対し、各研究分野の学者たちが根拠・回答が記されています。

自分にとって親しみのない問であれば、純粋に新しい情報として自分の中に取り入れられます。

ピックアップすると、「脳はどのように学ぶのか?」と「脳はどのように思考を作り出すか」という問に対しての結論は、各人の脳は各々の置かれた環境、あるいは経験、学習などによりそれぞれ脳が形成されるという思考も形成された脳、環境により異なるということらしい。私自身、自身の経験や学習については、環境に依存しないという考え(正確には、あらゆる選択肢は環境に左右されない個人の意思が決定を下した結果で、環境の所為ではないという捉え方)だったので、驚きではありました。

逆に言えば、知っていることも1/3程度あるような内容ではありました。

問は身近だけども実生活では気にすることも無いような問いをピックアップしている印象だったので、問の質は自分で考える機会のないものだったので質は高いように感じました。

また、1つの問に対して1~3ページ程度にまとめられているので、内容としては深く入り込む内容ではないですが、そこは本著の良さであり、物足りなさでもある印象です。

最後に

本のタイトルはキャッチーなので良いと思います。実際タイトルに騙されて本書を手に取りました。ですが、「100のQ」で良いぐらい"世界一深い"と"いかなる状況でも本質を掴む思考力養成講座"が不要です。

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