分かりやすい物語

1571viewsくまくまくまくま

このエントリーをはてなブックマークに追加
処刑少女の生きる道(バージンロード) ―そして、彼女は甦る― (GA文庫)

 日本人を中心とした異世界人が召喚されてくる世界で、神官のメノウは処刑人として活動していた。歴史上、この世界に災厄を振りまいてきた異世界人を発見次第、処分するための処刑人だ。
 異世界人は召喚された時に純粋概念という強力な、しかし不安定な導力を付与されており、現在でも彼らの残した「塩の剣」「絡繰り世」「霧魔殿」「星骸」という不条理が世界に被害を与えている。

 今回メノウに与えられた任務は、グリザリカ王国が召喚した日本人を処分すること。しかし、そのために接触した対象・時任灯里は時の純粋概念を付与されており、簡単には処分できない。そこで、彼女を処分することができる神殿の儀式場まで、うその理由をつけて共に旅をすることになるのだった。

 第11回GA文庫大賞大賞受賞作。地の文章はとても書きなれている感じがして読みやすい。ストーリー構成はシンプルで、何がテーマか分かりやすい。ただ、キャラクターは分かりやすくさせようとして、ちょっとやりすぎになっている気もする。
 現在のところ、破滅の未来をいかに美しく迎えるかと言う様な立ち上がりとなっているが、その通りとなるのか、あるいはそれを覆すのか、どちらに進むのか興味深い。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く