バフェットの銘柄選択術!バフェット流投資の13の視点

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億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術

企業の2つのタイプ

◆バフェットは企業のタイプを「消費者独占型企業」と「コモディティ型企業」の2つにわけて考えている。

◆消費者独占型企業とは、強いブランド価値や市場での強いポジションを有していて「長期的に大きな儲けを約束してくれる企業」

◆コモディティ型企業とは、付加価値の小さな製品やサービスを提供する「似たような商品で激しい価格競争がある企業」

コモディティ型企業への投資は避ける

◆コモディティ型企業の8つの特徴
 ①低い売上高利益率と低い在庫回転率
 ②低い株主資本利益率(ROE)
 ③ブランド価値が低い
 ④多数の競争相手の存在
 ⑤強い労働組合の存在
 ⑥大幅な過剰生産能力の存在
 ⑦不安定な利益
 ⑧収益性が設備稼働率に大きく依存する

◆コモディティ事業の例
 航空、穀物、鉄鋼、石油、紙パルプ、自動車

消費者独占型企業への投資のすすめ

◆消費者独占型企業の8つの基準

 ①消費者独占力を持つと思われる製品・サービスがあるか
 ②1株当たり利益(EPS)が力強い増加基調にあるか
 ③多額の負債を抱えていないか
 ④株主利益率(ROE)は十分に高いか
 ⑤現状を維持するために、内部留保利益の大きな割合を再投資する必要があるか
 ⑥内部留保利益を新規事業や自社株買戻しに自由に使えるか
 ⑦インフレを価格に転嫁できるか
 ⑧内部留保利益の再投資による利益が、株価上昇につながっているか

◆消費者独占型企業の4つのタイプ
 ①長期使用や保存が難しく、強いブランド力を持ち、販売業者が扱わざるをえないような製品を作る事業
 ②他の企業が事業を続けていくために、持続的に使用せざるを得ないコミュニケーション関連事業
 ③企業や個人が日常的に使用し続けざるをえないサービスを提供する事業
 ④地域独占力を築いている小売事業

絶好の買い場が訪れる4つのケース

 ①相場全体の調整や暴落
  →個別企業の業績見通しとは無関係に株価が下落する。
 ②全般的な景気後退
  →不況が終わるまでには1年から4年とかなりの時間がかかるが、逆にいえば絶好の投資機会
 ③個別企業の特殊要因
  →一時的なものかそうでないのかを冷静に判断。一時的なものだと判断できれば投資
 ④企業の構造変化
  →合併やリストラ、組織再編などにともなって、その期は大幅な減益や赤字につながることが多い。その時が投資機会

バフェットの視点

◆過去10年程度安定して利益をあげていて、直近利益が落ち込んでいる企業はバフェットにとって有力な投資候補企業

◆予想利益をもとに株価予想をする場合は、過去10年の平均PERを用いる

◆初期投資に対する直利が低くても、時間の経過とともに総投資に対する直利はROEに近づく

◆消費者独占型企業の場合、過去のEPS成長率をもとに将来の株価を予想することが可能

◆バフェットは株式を購入する前に、現実的に期待できる今後10年間の収益率がどの程度になるかを考える。

◆いったん投資を行った後は、日々の株価の動きには頓着しない。

バフェット流投資の13の視点

Q1,その企業は消費者独占力を持っているか
Q2,その企業の事業内容を理解しているか
Q3,その企業の製品・サービスは20年後も陳腐化していないか
Q4,その企業はコングロマリットか
Q5,その企業の1株当たり利益(EPS)は安定成長しているか
Q6,その企業は安定的に高い株主資本利益率(ROE)をあげているか
Q7,その企業は強固な財務基盤を有しているか
Q8,その企業は自社株買戻しに積極的か
Q9,その企業の製品・サービス価格の上昇はインフレ率を上回っているか
Q10,その企業の株価は、相場全体の下落や景気後退、一時的な経営問題などのために下落しているか
Q11,株式の益利回りと利益の予想成長率を計算し、国債利回りと比較せよ
Q12,株式を擬似債券と考え、期待収益率を計算せよ
Q13,過去のEPS成長率をもとに計算する手法で、期待収益率を計算せよ

感想

バフェットの投資法について、わかりやすくコンパクトにまとまった良書。
巻末にも・バフェット流投資のワークシート・3つのケーススタディ
といった自習シートがついていたり、お得感も満載。まさに投資の教科書とも言える内容。

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