スヌーピーたちの性格心理分析の書評・感想

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スヌーピーたちの性格心理分析 (講談社SOPHIA BOOKS)

「ピーナッツ」のキャラクターそれぞれの言動を分析しているのだけど、もちろんピーナッツの四コママンガがふんだんに盛り込んであるのでサクサク読めます。

著者自身が言っているのだけど、誰の中にも
チャーリー・ブラウンが少し
ルーシーが少し
ペパーミントが少し
というように、入っている。
そうだよね。

最初は楽しくあの人に似ているな。この人に似ているって読んでいたのだけど、結局すべてそれは「他人事」ではなくて、自分の一面でありキャラクターを追っていくと自分を理解することになるのかな~と思いました。

著者のツワルスキー氏は精神科医であると同時に、ユダヤ教の講師として人の身の上相談にのってきたようだから、洞察力がすごい。

傲慢なルーシーの態度は、実は劣等感が根っこ。で、それは優柔不断なチャーリーと同じ。とか、なるほどね!って思う。もちろん解釈ってことなのだろうけど、こういう本を読んでいると、どんどん自分の「思いこみ」の強さを感じて反省しきりになって、我が身を改善しなくちゃ。と、読んでいるときは思ってしまう。

本書は
第一章 何でも人のせいにする人
第二章 自分でもないものになりたい人
第三章 思いこみが強い人
第四章 人をあやつる人、人にあやつられる人
第五章 いつも自分に自身がない人
第六章 自分中心でまわりが見えない人
第七章 不機嫌で怒りっぽい人
第八章 優等生すぎる人
第九章 どこかずれている人
最終章 誰もが迷い、悩んで生きている

見ただけで必ずどこかでに誰かを思い出し、そして自分にもチクリって箇所があるのではないでしょうか。

たくさん、抜粋したい本なのだけど
(自分でないものになりたい人 より一部)・・・
人は現実と折りあいをつけなければいけない、というのが結論です。でも、だからといって、夢の世界に遊ぶ喜びを絶対に味わってはいけないというわけではありません。ただ、夢の中で自分を失ってはいけない、スヌーピーのように現実世界に戻らなくてはいけない、ということなのです。
・・・(ここまで)

スヌーピーはいつもお決まりの犬小屋の屋根の上に結局戻って満足している。
スヌーピーはトルストイになりたいとか英雄になりたい、有名な弁護士になりたい、などいろんなものにいつもなりたがる。けれど、結局は犬ということに気づいて、現実と折り合いをつけ犬でいるのもいいものだ。と屋根の上で考えている姿。

私たちもそうなのだろうな。思い切り遊ぶ時は遊んで楽しんで、現実に目を移せば何だって前よりうまく取り組めるのかもしれないな。楽しく…。
楽しく読める深イイ本でした♪

スヌーピーたちの性格心理分析 (講談社SOPHIA BOOKS)

スヌーピーたちの性格心理分析 (講談社SOPHIA BOOKS)

  • エイブラハム・J.ツワルスキー,チャールズ・M.シュルツ

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