型とステップで作文

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「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文

文章の作り方を「型」と「ステップ」で表している本。

Part-1:「伝える力」と「地頭力」が一気に身につく「東大作文」

Step-1:あとがき作りで「言いたいこと」がまっすぐ伝わる

○最後=言いたいこと:人は最後の記憶が印象に残る。最後か決まってないと書けない
○主張のルール:①未知のものである、②短くまとまっている
○主張の4つの型:

  • ①感情型(主観・理解)、②要望型(主観・依頼)
  • ③共有型(客観・理解)、④警鐘型(客観・理解)
○目的と手段は主張の型で決まる。目的は「変化」か「理解」、手段は「納得」と「感情」
  • ①感情型(理解・感情)、②要望型(変化・感情)
  • ③共有型(理解・納得)、④警鐘型(変化・納得)

Step-2:目次作りで「見違えるほど読みやすい文章」になる

○論理の飛躍はNG。読者の位置を理解して目的地までをナビゲートするイメージを持つ
○文章の3つの型。「主張と相手の距離」で使い分ける

  • ①同格型:言い方を変えて同じ主張を繰り返す。★近いとき
  • ②因果型:因果関係を説明して導く。★遠いとき
  • ③対比型:2つ以上のものを比較して語る。★疑われているとき

Step-3:1人ディベートで「説得力のある文章」が書ける

○作文は断言する。興味を持って(批判の目で)聞いてもらえる
○説得力は「ツッコミ」、「譲歩」、「インパクト」で作り出す。

  • ツッコミ:「証明できるか」、「反例・例外があるか」、「弱点はあるか」で主張を確認
  • 譲歩:ツッコミに対する反論を考える。ギャップ(例:高いけど旨いなど)を作れる
  • インパクト:譲歩の「ギャップ」を主張に組み入れる(例:高いけど良い○○)

Step-4:質問トラップ作りで「読者を引き込む文章」が書ける

○問いかけ作り:質問に対する答えを用意して文中に組み入れる
○ポジション作り:主観的な文章を入れて反応をもらいやすくする。相手と対等(横)のポジションとなるように工夫して組み入れる

Step-5:枝葉切りで「スマートな文章」が書ける

○文章は木:根=目的、幹=主張、枝=目次、葉=説得力、花=質問トラップ
○文章の1文1文が上記のどれに当てはまるかを確認する。当てはまらないものは削除

Part-2:5つのシチュエーションに対応!「東大作文」実践編

Case-1:メール・チャット
Case-2:議事録・報告書・レポート
Case-3:企画書・提案書
Case-4:SNS・ブログ・メモ
Case-5:応用編:謝罪文

感想

文章の作り方を「型」と「ステップ」で表している(分かりやすくする工夫と思われる)が、それらが多く、かつ、前のステップを頭に入れながら理解しなければならないところもあって、なかなか読みづらい本である。一方で、個々の章で語られる考え方は参考になる部分もあるため、「型」や「ステップ」に拘らず読んでみてもよい。

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