お金のための仕事ではなく、仕事で人生を充実させたい人へ

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新・魔法のコンパス (角川文庫) [kindle版]

以前は芸人やタレントの書いた本は有名税で売れているだけであって、中身はあまりないと思っていましたが、西野さんの考えはビジネスでも活用できるものが多く、柔軟な発想と行動力は、芸人も経営者も本質的には変わらないんだなと思い知らされる一冊です。
働き方改革が騒がれて、やっと自分の人生や仕事について考え始める人が多い中、芸人とは常に自己演出を考えながら生きているので、やはりビジネスの場では学べない思考が多く、今では職業で著書を差別することはなくなりました。

本文抜粋

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◯お金というのは、他者に提供した『労働』の対価じゃなくて、他者に提供した『価値』の対価なんだ。
◯100人に一人」の人材は大したことじゃない。 一つのジャンルで戦い続ける「専業」は 希少価値を上げにくい争いに参加している。 掛け合わせる職業はなるべく離しておいたほうがいい。
▶お金の為に働くという義務ではなく、どうやったら自分なりの付加価値を提供出来るか。なるべく関連性のない3つの専門性を組み合わせて「信用(クレジット)の三角形」を大きくすれば希少性と比例して収入も増えるといいます。西野さんの場合は、芸人×絵本作家×オンラインサロンという非常に大きな三角形が、他社との大きな差別化になっているといえます。
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◯今、世界には『クリエイター』と『オーディエンス』と『セカンドクリエイター』がいる。 『オーディエンス』に向けて球を投げちゃダメだよ。そこはもう数が少なくなっているから。
▶個人がメディアとなった時代、一方的にコンテンツを提供するのではなく、誰もが参加しやすいコンテンツの場を提供することがサービス普及のきっかけになります。日本の大手企業は、未だにVRやARやらに投資をして自己満足になりがちで、イノベーターからマジョリティへのキャズムを超えられずにいます。重要なのは気軽にいつでも参加できる敷居の低さ。YouTubeやTikTokのような、セカンドクリエイターファーストのサービスこそが求められているのです。
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◯集客とは、お客さんの〝不安〟を取り除く作業だ。 オシャレには「排除」の力学が働く。 だから「集客」を選ぶのであれば、 「少しダサい」は受け入れなきゃいけない。
▶都内では少し歩けばタピオカ店がすぐに見つかり、どこも若い女性を中心に行列が出来ています。客単価の高い富裕層やビジネスパーソンが入り込めない空間は、一過性のブームで終わってしまいそうな懸念すらあります。オジサンが立ちのみ出来るタピオカやスイーツ店は結構繁盛すると思うんですよね。
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◯集客するためには「リピーター」を作らなきゃいけない。それには「『満足度』ー『期待度』」がプラスになる必要がある。 誇大広告は「簡単には帰ってこないお客さんを増やす」作業。斬新な広告は、すぐに広告効果を失う。
▶マーケットインではなくプロダクトアウト、中長期の信頼ではなく短期的な売上を追い求めてしまうと、決してリピーターは増えません。
今人気のある商品やサービスを使って売上をひたすら追うのではなく、それをフックに取引先を開拓して、信頼を得ることに注力すれば、他の商材でもリピーターになってくれるので重要だと思っています。
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感想

自分なりの信用の三角形を広げて、ブルーオーシャンに向けて発信をして、中長期的なリピーターを増やす。どこでどうやって誰と戦うか、まさに経営者のビジネス本でも言及されている事を分かりやすく例えていて、今のスマホ世代、セカンドクリエイターはこういったビジネス本を好むのだろうなと思い、自身も三角形をどう広げようか深く考えるきっかけとなりました。

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